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Act-4、10thライブツアーを終えて (感想編)

はじめに

プロデューサーの皆様、Act-4ならびにミリオンライブ10thライブツアーのプロデュース本当にお疲れさまでした。
私はありがたいことに4都市8公演すべてに現地で参加させていただき、本当に夢のような1年間をミリオンライブと共に過ごすことが出来ました。本当にありがとうございます。

さて、そんな10thライブツアー千秋楽のAct-4について記憶が新鮮なうちに感想をまとめておこうという事で、過去のライブを思い返しつつ振り返っていきたいと思います。
感想編と書いてある通り、公演に対しての率直な感想をメインに書いていこうと思うので、また時間をおいて「この楽曲がここで披露された意味は…」などの長めの自己満考察ブログを近いうちに上げたいと思っています。



公演を迎えるにあたって

今回の10thライブツアーは自分にとって初現地であるとともにリベンジの場でもありました。
9thライブが初現地になる予定でしたが、チケットを握れているにも関わらずコロナで参加できなくなってしまい、そのすぐ後に詳細が公開されたAct-1には本当に救われたし、それと同時に自分自身が「9thで披露された曲を回収する」という縛りに囚われた瞬間でもありました。


だから「楽しいライブ」というよりかは自分的には「負けられないライブ」で、セトリに関して大分不満をぶちまけることもありました。
9thとの関わりが少ないAct-1とAct-3に関しては心から楽しめましたが、Act-2に関しては本当に生きた心地がしなかったです。

そして千秋楽のAct-4、今までのライブと違い明確なコンセプトが無い以上本当に何をやるのかが分からないので、本当に楽しみというよりは絶対に拾いたい曲がやらなかったらどうしようという不安やストレスでいっぱいでした。
その気持ちは30日前から10日前にかけてピークを迎えなかなか寝付けない日々を過ごしていましたが、その気持ちに体が追い付かずに高熱を出してしまい数日はミリオンライブが全く考えられないほど体調が悪く、回復してからも何か風船が破裂したように全くミリオンに身が入らなくなってしまっていました。
いつもは緊張で寝れないライブ前日もありえないほどぐっすり眠れたし、当日の朝も全く緊張はしていなかったし、本当に感情が「無」だったと思います。正直ライブなんてどうでも良くなってしまった自分がいました。
自分自身はここまで本当に命を懸けてきたのでここにきてガス欠は本当に情けないと思っていましたが、逆にこのままAct-4当日を迎えていたら公演を心から楽しめていなかったのではないかと思います。

そんなこんなで開演を迎えます。

大満足の2日間

頭ミリオンなボリューミーセトリ

まず今回のライブの一番の懸念点として「開演時間が遅い」というのがよく話題に出ていましたね。
10thライブツアーの比較対象であるデレ10thファイナルでは開演16時、50曲という怒涛のライブだったという話を先輩Pからよく聞いていたので、確かに同じくらいの曲数を保有するミリオンライブ、しかも全オリメンという中で17時半開演は遅すぎるだろうという声が少なからずありました。
そんな不安を払拭するかのような2日間で88曲の歌唱。MCなどの回し方も都ても上手く、ボリューミーで満足のいく内容だったと思います。

やってほしい曲とやるべき曲

涙せずには聴けない

次の懸念点として「解釈不一致なソロメドレー消化」が挙げられていました。個人的にはAct-4に求める条件としては

  1. ソロ曲を披露すること

  2. 10thツアー未披露の周年楽曲をすべて披露すること

  3. コミック関連楽曲の披露

ソロ曲をフル披露するのは時間的に厳しいのは分かっていましたが、文脈的に絶対に2番を聴きたい曲というのがありまして、そういう曲が多く10thツアー未披露曲にあったので、解釈不一致なソロメドレーが多くなるのではないかという懸念がありました。
例えば北沢志保のソロ曲「絵本」のゲームver.では

信じていたの 小さな頃に
絵本の中にいたお姫様は強いもの
守られること 守りたいこと
夢なんて見るだけじゃいつまで経っても叶わない
守るべきものがあって 私は強くなりたいから
笑うことをやめたの すべてが叶うその日まで

北沢志保 絵本 1番歌詞

と、1番の歌詞のみの歌唱になりますが、これでは強がりな志保のままで終わってしまいます。
わたしたちが本当に聴きたいのはラスサビの歌詞で

守るべきものに会って 独りじゃ強くなれないこと
笑うことを思い出した 絵本の中で見た笑顔

北沢志保 絵本 ラスサビ

かけがえない仲間に出会って、成長した志保の姿を見たいんです。
こんな感じで他にもフルでやらないと解釈不一致な曲が多かったので、初手で10th披露済みの「AIKANE?」が来たときはみんなを楽しませるセトリにしてくれているんだなと思い、そこでまず肩の荷が下りたように感じました。

ソロ曲の選曲に関してはまた後ほどはてなブログにてゆっくりと考察、解釈していきたいと思います。

宿題を回収しつつ新規を飽きさせない

ゲッサンでは雨の中歌っていましたよね

今回のセットリストは演者の希望に沿った形で決められていったという話がMCの中でありましたが、演者は間違いなく私たちの一番の理解者だったなというのが今回のライブを通して感じました。

今回、名刺交換をさせていただく際に「聴きたい曲」と「ミリオン歴」の2つについて尋ねさせていただきましたが、ネット上の反応も含め3rd付近から追っている古参Pの方々はみんな口をそろえて「オリメンのShooting Starsが聴きたい」とおっしゃっていましたね。
新規の私はとても浅はかだったので「Act-1でやってたしやらないだろうな~クレッシェンドブルーならFloodingが聴きたいよな~」なんて思っていましたが、古参の方からしたらLTP・LTHのユニット曲オリメンってめちゃくちゃ大事で、並々ならぬ思いがあったと思います。
そういう意味ではずっと言われてきた「Welcome!!」で始まったこのライブ。演者さん希望の「Chrono-Lexica」オリメン披露だったりコミカライズ楽曲の披露などたくさんの””宿題””を回収できました。

その中でMTGやMTW、投票系やMTS、MTVさらにはアニメ曲の披露とシタやアニメ以降の新規Pも楽しめるような内容になっていたと思います。
特にアニメ曲は未披露の楽曲だけでなくオリメンで全曲披露してくれたのが嬉しかったですし、Team8thだけで披露された「REFRAIN REL@TION」にも大きな意味がありますよね。

#ミリオンライブは止まらねぇ

改めて見ると本当に多いですよね

ミリオンライブは他のブランドに比べてわちゃわちゃしていて良い意味で「騒がしい」イメージがあります。これは多くの人が賛同してくれるのではないでしょうか。

Pの皆様に関してもそれは同じで、今回のライブのために気合を入れて自作衣装でコスプレしてくる方、自作のグッズを配布芸している方、会場にミリパチを持ってきている方などミリアニで描かれたお祭りさながらの風景でした。その雰囲気が心地よくてこうしてのびのびとミリPをさせていただいているのですが、私みたいな新規でも優しく迎え入れていただき、まるで昔から通っていたかのような感覚を味わう事ができたのが本当に嬉しかったです。

そんなブランドを通しての印象である「わちゃわちゃ感」ですが、先述した通りライブもわちゃわちゃ感満載のセットリストでした。
そんなわちゃわちゃ感が「終わりを感じさせないライブ」を作り出しているのがとてもミリオンらしいなぁとも思いました。
よくドラマなんかで「まるでまだ生きているかのような安らかな顔だったよ…」みたいなシーンがありますが、本当にそんな感じで全く終わる寂しさを感じさせないライブだったと思います。
Day2が終わった翌朝も「今日はどんなセトリになるのかな!?!?あ、もうライブ終わってたわ…」なんて思ったPも少なくないのではないでしょうか?

その姿勢というのがDay2の業務連絡に凝縮されていて、間髪入れずに11thの開催、ハッチポッチ2の開催が発表されました。まさに運営からの「え、何終わると思ってんの?まだ続くけど???」と言わんばかりのこの発表、正直グランドフィナーレを迎え、幸福感のまま円満他界も考えていましたがバカみたいに思えてきました(笑)

多分仮にファイナルライブが行われたとしてもMC、セトリ、発表など””終わり””を感じさせないライブになると思いますし、そうあってほしいなと私は思っています。

だからこそMS2ソロ未披露など一見すると不完全に感じるこのセトリはある意味で正解だったのかもしれませんね。

個人的に印象に残った楽曲

Day1

次はミーツザノーツでのフル歌唱を…

まずは何といっても「Welcome!!」でしょう。溜めに溜めたこの曲を集大成の初っ端で持ってくるとは。まずこのライブでの勝利を確信しました。
からのミリオン初のユニット楽曲「Ledgend Girls!」はこれまでの歴史を回顧するかのような素晴らしい流れだったと思います。ソロパート1曲目「AIKANE?」も先述した様に度肝を抜く選出だったと思います。

その他にも「ショコラブル*イブ」や「花びらメモリーズ」などの待望オリメン楽曲に加え、「スペードのQ」などの意外な選出でテンションは最高潮を迎えた中で個人的に特大感情曲である「おまじない」の披露。並々ならぬ思いを抱いていただけに本当に嬉しかったですし、立っていられることができないくらい泣き崩れていたと思います。

そして最終ブロックの「電波感傷」は、シタからの2人がオフィウクスとしてやっと天体公演の一員に名を刻めた瞬間でもあったと思います。
EVERYDAY STARS!!」もまさかの選出で、ミリオンらしいわちゃわちゃ感の中にアイドルそれぞれのPへの思いの丈が含まれていて感動的でした。

1日目のMVPは私情もありますが、迷う事はなく「おまじない」です。

Day2

「ひとりも手放さない」

扉を叩いて終わったDay1に引き続き扉を叩いて始まったDay2、第一ブロックは「サウンド・オブ・ビギニング」から始まるなど穏やかな幕開けかと思われた矢先に飛び込んだ「Star Impression」のイントロ。
正直Team楽曲に関しては扱いに少し不安があったので8ユニットそろい踏みしてくれて嬉しかったです。

ソロパートは何といっても「ユニゾン☆ビート」、「恋愛ロードランナー」、「Up!10sion♪Pleeeeeeeeease!」の3曲ですね。
身体の不安を払拭した戸田くんのダンス、Pへの愛を叫んでくれたうえしゃま、亜利沙らしいかわいい声でテンションを上げてくれたりえしょんの3人の姿を見ると、改めて39人揃ったんだなと感じましたね。もちろんソロ曲のラスボスである「dear…」や担当の「MUSIC JOURNEY」という選出からも集大成という感じがひしひしと伝わってきました。

コミカライズ楽曲の「わたしは花、あなたは太陽」と「Clover Days」に関してはもう言う必要は無いと思います。最高でした。

その中でもやはり9thライブの表題曲「夢にかけるRainbow」を聴けた時は言葉にならない感情がこみ上げてきました。

このブログにもある通り、この曲を披露する際は絶対に紬とエミリーは居てほしいという願望があったので本当に嬉しかったです。
自分としても縛りが解かれたというか、やっと全てから開放された瞬間でもありました。これを最終ブロックに持ってきてくれたという事に関しても感謝しなければいけません。

最終ブロック締めのソロ3曲が信号機組で、「未来飛行」がフル披露だったのも本当に素晴らしい演出だったと思います。
UNION!!」が大事な場面で39人揃って披露されることも非常に意味がある演出でした。

そして改めて聴く39人の「Thank You!」、心の底から「ありがとう」と叫んでいたと思います。本当に良い曲ですよね。

2日目のMVPは本当に悩みましたが「UNION!!」と言わざるを得ないのかなと思います。

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。
軽めにと言っておきながらかなり文字数が多くなってしまいましたね(笑)
本当は1曲ずつ振り返っていきたいと思いますがこちらはXでのポストの方が率直な感想を残して置けると思うので、思いつき次第つぶやいていきたいと思います。

最後にキャストならびに関係者の方々、そして同僚の皆様と一緒に行動してくれたオタクのみんな、本当にありがとうございました。

ミリオンライブに触れてから人に「ありがとう」と感謝を伝える事が多くなった気がします。漢字では「有難う」と書きますが、このライブを作りあげるのはそれ自体が有ることが難しいと思います。だからこそ、当り前のことだけど心から「ありがとう」。

アイドルマスター初のナンバリング11thへの挑戦、「憧れの向こうへ
ミリオンライブは止まらねぇ!!

宝物みたいな1年をありがとう

これまでもこれからも心ひとつMILLION LIVE!!!!!!!!!!

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