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日記 面倒臭いを乗り越えて

日記。


ダラダラと部屋の掃除をし、ダラダラと出張の準備をしていたら夜になっていた。ダラダラしてる人間ってこうやって少しずつ損をしている気がする。


ガストのクソ長ポテト。1人でつまみ上げて「うぉーすげー」と言ったあと、黙って食べた。こいつの親であるクソ長ジャガイモを作ることに、人生をかけている職人がきっとどこかにいる。



久しぶりに大学の先生から連絡があり、そのまま少しお喋りしていたら元気が出た。どういう形であれ、人に存在を思い出してもらえることが嬉しい。

連絡が来たのと同時くらいに、職場で大学の後輩に話しかけられたので驚いた。次の日には別の後輩にも久々に会った。立て続けに昔の縁を感じる出来事が起こったため、何かの機運が高まっている予感がする。

そういえば同時期に高校の同窓会の誘いもきていた。ここまで揃うと少し怖くなってくる。走馬灯の前フリだったりしないだろうか。せめて藤田ことねさんの親密度をMAXにしてから死なせてほしい。



編んだものを写真に収めて投稿するのを繰り返していたら、数人に褒めてもらった。嬉しい。当たり前なんだけど、いくら作品を作ったところで披露する場がなければ人からの感想はもらえないということに、今更気づいた。

編むのはいいとして、その後の「写真に収めて投稿する」という過程のハードルが非常に高い。それらの面倒臭さを、私の承認欲求が上回らないのだと思う。

「面倒臭い」というワードは昔から私の中で大きな壁になっていて、日常生活においてかなりの頻度で思う言葉だ。こんなんだから、たまに口に出してしまうこともある。しかし「面倒臭い」と言ったときの相手の反応が良かったという経験がほとんどないため、あまり言わないほうがいいんだろうなと思っている。別に心の底から嫌だと思っているわけでもないのに口癖のように言ってしまうときがあるため、他人からの評価という面ではたぶんいくらか損をしてきているだろう。

自分には、面倒臭さが原因で開けていない道がたくさんあると思う。最近になって自分の作品をたくさん投稿しているのは、その面倒臭さに打ち勝つためでもある。惰性を毎秒ほんの少しだけ押し込むことで、いつか新しい道が開けるかもしれない。楽観的に言えば。


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