【3/11申請開始4/12締切】休眠預金事業の活動支援団体を目指されている団体さんへ

休眠預金事業の活動支援団体の要項が公開されています。

活動支援団体とは、資金分配団体や実行団体が抱える事業実施や組織運営に係る課題の解決を目的に、専門的なアドバイスや支援を行う団体のことです。

私は個人事業主なので申請はできませんが、資金分配団体や実行団体の組織基盤強化の領域にまとまった資金が準備されるのはこれまでにないことです。

団体の組織基盤強化が、事業で生み出される成果にプラスの関連性があると言われていますので、ねらい通りに各団体の組織基盤強化が進めば、休眠預金事業で生み出す社会的インパクトも増すのではないでしょうか。

活動支援プログラムの領域は決められていて以下となっています。

https://www.janpia.or.jp/koubo_info/support/info/
から抜粋

支援プログラムの多くは連続講座などで知識やノウハウを伝えつつ、実践を通じてスキルとして団体内に定着させていく、研修と伴走支援の組み合わせが多く提供されることになるのではないでしょうか。

また、資金分配団体が活動支援団体を兼ねることができますので、採択した実行団体向けの研修や伴走支援を幅広い実行団体に公開することもできそうです。

そうした対応をするために重要になってくるのは、自団体の職員での体制に加えて、研修や伴走支援ができる人材をいかに確保できるかということです。というのも、研修の時期・伴走支援のタイミングはどの活動支援団体でもかぶりますから、その時に柔軟に対応できる人材の確保がボトルネックになるからです。

私が対応できる領域は以下となります。もし、活動支援団体を検討されている団体さんがいましたら業務委託のご検討をよろしくお願いいたします。

資金分配団体むけ
・組織の中長期計画作成
・評価に係る伴走支援ノウハウ
実行団体むけ
・社会課題解決のための事業の組立て
・組織の中長期計画作成
・広報ノウハウ支援
・助成金・補助金申請に係るノウハウ習得
・組織の持続可能性を高めるためのファンドレイジング
・事業設計図(ロジックモデル)の作成支援
・評価を活用した事業立案や事業実施

また、忘れてはいけないのは評価です。

休眠預金事業なので、活動支援団体であっても事前・中間・事後の評価をする必要があります。一般の研修提供会社のように研修をしてアンケートをとって満足で評価とするのは休眠預金ではNGになってくるはずです。

研修受講者の満足度といったアウトプットだけで見るのではなく、実際の資金獲得額の向上などの成果をねらいとする支援プログラムの設計と実施が必須となります。

もし、活動支援団体を検討されている団体さんがいましたら評価アドバイザーとしてお請けすることができますので、ご検討をよろしくお願いいたします。

ひとつ心配があるのは、実行団体さんがこうした活動支援を受け入れるキャパシティがあるかどうかです。

実行団体さんの視点で見ると、資金分配団体との対応だけであっぷあっぷしているのに、それに加えて活動支援団体の対応も必要になると、情報過多で動けなくなる団体さんが出てくると思います。

そういう団体さんは活動支援プログラムに応募しなければいいだろうと思われるかもしれませんが、無料で組織基盤強化できる機会が提示されたら、自組織の体制を無視してでも勢いで手を挙げるのが人情です。

組織基盤強化をうけるための組織基盤強化がない実行団体さんが手を挙げて、成果がでないケース、途中で辞めてしまうケース、活動支援団体に絞られて落ち込んでしまうケース、いろいろネガティブなことが起きると思いますが、そうした混沌を乗り越えていい仕組みになっていくと思います。

スケジュールは3/11申請受付開始、4/12締切、6月下旬結果通知です。申請するまでの伴走支援も受け付けておりますので、活動支援団体で申請予定の団体さんがあればお声掛けいただければ幸いです。

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