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アクセサリー原案

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imaoriのストアで販売しているアクセサリーの原案です。 中にはアイデアだけで没案も含まれています。
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2023年10月の記事一覧

rakugaki_163「返礼のハナミズキ」

「花水木(ハナミズキ)」は桜が咲き終わった頃から華やかな花を咲かせ、秋にはたくさん集まった艶やかな赤い実を付けつけることから、長く鑑賞が楽しめる植物です。 枝を切ると水が滴り落ちるほど水を含んでいることから「水木(ミズキ)」と呼ばれるミズキ科の中で、ひときわ美しい花を咲かせることから「花」の文字が加えられたのが「花水木(ハナミズキ)」です。 明治45年(1912年)に日本の東京市からアメリカのワシントンD.C.に桜(ソメイヨシノ)の苗木が贈られ、その返礼として大正4年(19

rakugaki_162「花梨ときめく唯一の恋」

春には可愛いピンク色の花を咲かせ、秋には芳しい香りの良い果実をつける「花梨(カリン)」という名の花があります。 「梨」という漢字が名前に入っていますが「花梨(カリン)」の実は梨ではなく、堅くて渋みがあるので生では食べることができません。 しかしとても香りが良いので、加工食として「ジャム」や「果実酒」、炎症をしずめる成分を活かした「のど飴」、また芳醇な香りの「芳香剤」など、「花梨(カリン)」の果実はいくつも活用されています。 そんな花梨の花言葉は、芳しい香りがする肉付きが良