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風の時代について具体的に語る②

風の時代について具体的に語った前回の記事
ぜひ、そちらもご一読頂ければ幸いです。

と、いうわけで。
今回も前回同様、こちらのまとめ画像をダシに話を進めていきます。

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蓄積☞循環

富の蓄積が過剰になっている現在。
極めていびつな二極化が起こっています。

株や暗号通貨などを始めとしたマネーゲームによって生み出されたバブル。
その泡にまみれて栄華を極めている一部の富豪。
そして。
その対極に存在する大多数の消費者。

この構図はいずれ崩壊します。
バブルの崩壊とともに。

多くの会社が内部留保を使い果たす日も近いのではないでしょうか。
こういった流れから推測しても、経済における蓄積は消えていく流れにあると予想されます。

同時に有形無形に関わらず、富や豊かさといったものが循環していく流れもできていきそうです。
西野亮廣氏が開発したレターポットで使われる文字の使用期限を設けたことに象徴されていると言えるでしょう。

彼のような先を見通しているクリエイターは、風の時代のことを知らなくても自然と時代の先を見越して動いています。
彼はかなりの収入がありますが、貯めることに関心がなく新たな価値を作るための種銭にしていますしね。
The 循環という生き方をしていると言っても過言ではありません。

経済以外では環境も循環のテーマが色濃くなりそうです。
自然破壊をこれ以上進めない、という動きが強くなるのは間違いないでしょう。

ちなみに。
電気自動車も太陽光発電も実際は環境に優しいかと言えば怪しいのが実情です。
短期的な視点では良さそうなことも、長期的に見れば良くない。
こういった課題もクリアしながら循環型の生活にシフトしていくでしょう。

全国で増えているパーマカルチャーを取り入れたコミュニティが増えているのも、新たな時代の兆候だと感じます。
SDGsで取り上げられていることも含めて、循環というキーワードをもに機会はこれからも増えるのではないでしょうか。

性別・国籍・国境☞ボーダレス

これに関しては、かなり進んでいる印象です。
特別取り上げることもなさそうなのでスルー。

ただ、ボーダレスになったからと言って元々のボーダーを軽視するのはお門違いでしょう。
特に性別に関しては行き過ぎた主張が台頭するような気がします。

実際。
男らしさや女らしさを語ることもできないような雰囲気になっているような気がしています。
男と女のボーダーが曖昧であることの認知が進むことは問題ないですが、明確なボーダーがあった時から語られていることをタブーにするのは別問題。
ですね。

縦社会・肩書き☞横のつながり・友人・仲間・対等

これももう過去のものですね。
少し前からヒエラルキーからホラクラシーへということが語られています。
ティール組織を読めば色々と腑に落ちるのではないでしょうか。

ヒエラルキー型のビジネスである宗教も形を変えていくかもしれません。
個性の時代になるということは、みんながカリスマになるということです。
1人のカリスマを追いかけるようなビジネスモデルは既に衰退に向かっているのは間違いありません。

YouTubeのおかげで誰でも芸能人になれると言っても過言ではない。
誰でもカリスマになれるのが、これからの時代です。

ネットの力によって、今まで一部の人しか手に入れることができなかったものが多くの人の手に渡るようになった。
ネットの力によって、多くの仲間と繋がれるようになった。

オンラインサロンが台頭してきているのも次の時代の象徴でしょうか。
名も無き一般人も行動していればオンラインサロンを立ち上げることもできる現在。

肩書きがなくても。
組織内で上り詰めなくても。
自分らしい生き方ができる時代が訪れるのは間違いないでしょう。

成功・上昇☞心の喜び

もう世の中はイケイケどんどんな雰囲気じゃないですね。
少なくとも継続的な経済成長は夢物語です。
90年前に経済学者のケインズは、

2030年までには週に15時間以上は働かず
残りの時間を使って余暇と文化活動に専念ようになる

と、予言しています。
余暇と文化活動に心の喜びを見出す時代になるかもしれません。
少なくとも出世競争は過去のものとなるでしょう。

AIのテクノロジーが発展することも、これからの時代性に影響を与えることが予想されます。
AIがいくら秀逸な会話ができるようになっても、心は存在し得ません。
(心が存在するかのような錯覚に陥ると、それはもう存在すると言えるかもしれませんが…)

そこで大切になるのが人の心。
感情であり、感動であり、心の喜びです。

乾いた心を癒す仕事は、これから重要度を増していきます。
ペットも心を喜ばせてくれますが、本当の心の喜びは誰かの心と通じ合った時に湧き上がるものです。

人と人との繋がりが大切になることも含めて。
心の喜びが重視されるのは間違いないでしょう。

自力で達成☞協力・助け合い

これに関しては今までの文脈から自然と納得できることかと思います。
ただ、政権が謳う共助とは別物なので間違いなきよう。

大切になるのは互助や共同創造といった視点でしょう。
醤油が無くなった時のお隣さんとの助け合いは互助。
オンラインサロン内で仕事が生まれて、その仕事をサロンのメンバーが担うという事例は共同創造。
など。

なんにせよ人との繋がりの中で何かを生み出していくことが当たり前になっていくような流れではあります。
個と個が繋がって協力した結果、革新が生まれていく。
そんなことがキーワードから見えてきます。

常識・既成概念☞フレキシブル・斬新なアイディア

これに関しても、既にネット上では当たり前になっている考え方のような気がしています。
TikTokを見ていると、今までにないアイディアを簡単に見つけることができますね。

一つの動画を作る過程で生まれた斬新なアイディア。
その動画は拡散され、多くの人の既成概念を壊していく。
このことからも、ネットの伝播能力は時代を変えるインフラと言っても過言ではありません。

様々な価値観や考え方が共有され、論議され、柔軟に形を変えていく。
その中から新しいものが生み出されていく。
その流れの中において、昔大切にされていたことは淘汰されていくでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
現状の分析から予想までボーダレスで語りました。

風の時代で語られることは参考にしつつも、大切なのは自分のしたいことを行動に移していくことです。
やりたいことをやらずに、風も土もありゃしまへん。
そんな風に思う次第です。

色々語りましたが、考えて欲しいのは、

「どんな時代でも通用する自分の価値とは何か?」

という問い。
それは西洋占星術が言う時代に限りません。
戦国時代にタイムスリップしても通用する価値とは何か?
これを活かしたらどんな環境でもサバイブすることができる才能は何か?
こういった問いに答えられることが大切です。

もちろん才能がなくても問題ありません。
好きと思える心さえあれば大丈夫。
そんな優しさが風の時代にはある気がしています。

ただ。
風に流されるままで、ただの根無草になってしまう厳しさもあります。
世の中は、どんな時代になっても人に甘くはありません。

これからも苦難や試練が待ち受けています。
そんな苦難や試練に立ち向かうことから逃げず、風の時代の象徴を頭の片隅に置きながら生きていく。
そんなスタンスが丁度良いのではないでしょうか。

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