一行の詩に、生かされている ~俳人 河内静魚さんに聴く(前編)俳句と出会うまで
大学卒業の年に、入社と退社を2回繰り返し、3社目で俳句と出会う。「年寄り臭い」と思いつつも付き合いで始め、まもなく50年。今では俳句を心から楽しみ、「俳句は生きること」と語る俳人 河内静魚さん。たった一行の詩が、なぜ、これだけの力を人に与え続けることができるのか。静魚さんが歩まれた道のりを辿りながら、その謎を紐解いていきたいと思います。
河内静魚さん 略歴昭和25年/宮城県石巻市生まれ。幼児期に、福島県相馬市に移る。
昭和49年/上智大学を卒業。毎日新聞社入社および退社。