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俳人はなぜ、どのように俳句を作るのか

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俳句は、世界で最も短い文学であり、無限の宇宙でもある。一目で捉えられるほど小さいのに、全貌を掴むことは難しい。そんな不思議な世界を、そこに住む方々(俳人)の視点で旅してみる。俳人…
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#プロセス

俳句も仕事も生活も、すべて「生きる姿勢」につながっていく ~俳人 仲栄司さんに聴く

※過去のインタビュー記事3つのまとめです 「俳句は生きる姿勢」 俳人、福永耕二。彼は、42年の短い生涯を俳句ととともに駆け抜けた。冒頭の言葉「生きる姿勢」は、その人生を描いた書「墓碑はるかなり」の中に、彼の俳句観を象徴する言葉として繰り返し登場する。 この本を読み、俳句を人生と等価と捉える福永耕二の俳句観、そして、その覚悟を自らの人生に貫いた純粋な魂に、まず衝撃を受けた。と同時に、そこには、時を超えて運命のように彼の人生と出会い、この物語を紡いでいった著者、仲栄司さん自