birth day

次 電車が来たら 飛び込もう



そんな時に限って 



もう電車はついていて





心臓がバクバクしてたのが




ただの心拍音に戻って





僕はなんのために生きてるんだろう




そんなことばかり頭にちらついて





誰も否定も肯定もしてくれないから






僕も僕で困ってしまう






君のために生きたかったな





しなないでって泣いてほしかったな






今じゃ声すら届かない






馬鹿だな 僕





死んじゃえって思うのに






もうこんなにも 




こんなにも歳をとってしまった







誕生日が来て 





祝ってほしい人が





そばにいてくれなくて 









もうそれはそれは 心がはち切れそうだった








忘れてって言ったけど 






ほんとはね





ほんとのほんとは









少しでいいから 僕をそばに置いていて







欲しかったな

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