「火事場の馬鹿力」で上がるパラメーターはフィジカルだけなのか

はい、こんにちは！今村しゃもじと申します。年中ひざが痛いです。

今回は「火事場の馬鹿力」についていろいろと、こう、いい感じに書いてみようと思います。

火事場の馬鹿力…人間が危機的な状況などに置かれた場合に、普段では考えられないようなパワーを発揮するとかいうアレです。

家が火事の時に、ヨボヨボのおばあさんが重いタンスを持ち上げたとか、そういうヤツですね。

さて、この火事場の馬鹿力に関してのエピソードですが、基本的には身体能力が向上したという報告ばかりです。

火事場の馬鹿力でブーストがかかるパラメーターは、フィジカル面だけなのでしょうか？ほかにもブーストがかかっているパラメーターがあるのではないでしょうか？

そう、たとえば運命力とか

ということでね、今回は火事場の馬鹿力発動中は運のパラメーターも上がっているのではないかってことをね、検証していきたいと思います。

検証方法

サイコロを3つ降り、1のゾロ目がでたらちょっといいケーキを買いに行くこととする。（僕は甘いものが好きです）

火事場の馬鹿力発動で運も上がっていれば、一発で1のゾロ目が出るはずです。

さて、問題はどうやって自分を危機的状況に置いて、火事場の馬鹿力状態にするかということですが、そこはゲストの方に手伝ってもらいましょう。

ゲストの巨大スズメバチさんです

僕「こんにちは」

スズメバチ「はい、こんにちは」

僕「本日はよろしくお願いします」

スズメバチ「任せてください！必ずあなたを窮地に陥れて見せます！」

僕「頼もしいです！」

まずは、ノーマルの状態でサイコロを振ってみます。

カランカラン

まぁ、そうですよね。こんなもんですよ。うん。

では、さっそく窮地に陥りましょう！

僕「では、お願いします」

スズメバチ「はい！では近くで威嚇しますね！」

ブブブブブブブブ！
うぁぁぁぁぁぁぁ！

スズメバチ「さぁ！サイコロを！」

僕「はい！それっ！」

カランカラン

？？？

僕「…1のゾロ目じゃない？」

僕「僕の仮説は…間違いだったのか…」

スズメバチ「…まだです。もしかしたら、追い詰められかたがまだ足りないのかもしれません！」

僕「な、なるほど！たしかにまだ火事場の馬鹿力を発動するには、危機要素が足りないのかも！」

スズメバチ「もっともっと追い込みますよ！」

僕「はい！今度こそ窮地に陥るぞ！」

ブブブブブブブブブ！！
うわぁぁぁぁぁぁぁ！！

ブブブブブブブブブ！！！
うわぁぁぁぁぁぁぁ！！！

絶対刺される！絶対刺される！！

スズメバチ「はぁはぁはぁ、…さぁ！」

僕「うおぉぉぉぉぉ！いけぇぇぇぇぇ！」

カランカラン

惜しいけど！

僕「はぁはぁ、…だ、ダメか…」

スズメバチ「はぁはぁ、力になれず…すまない…」

検証の結果、火事場の馬鹿力状態になったとしても、ブーストがかかるパラメーターはフィジカル面のみで、運は上がったりしないという結果になりました。

少し残念な結果になってしまいましたが、今回の検証では一つ得るものがありました。
そう、スズメバチさんとの友情です！

僕「今回はご協力ありがとうございました」

スズメバチ「いえいえこちらこそ。興味深い体験でした」

僕「結果は少し残念でしたが、有意義な時間を過ごせました」

スズメバチ「私も、とても充実した時間でした。また何かあればぜひご一緒したいです！」

僕「ほんとですか！…あの、ではさっそくなんですけど」

スズメバチ「はい？」

僕「…一緒に、ケーキ買いに行きませんか？」

スズメバチ「…ゾロ目出なかったのにですか？」

僕「はい！ゾロ目出なかったのにです！」

スズメバチ「…っぷ！」

僕「ふふっ！」

僕・スズメバチ「あっははははは！！！」

僕「さぁ、行きましょう！肩に止まってください！」

スズメバチ「はい！」

ガチャ

ポロッ

カラーン