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油絵キャビネットはツールワゴンで代用できるのか

    広島市立大学という中国地方にあるところに四年間通っていました。

一年生時の私のクラスは前代未聞なほどアトリエの使い方が汚いと言われており、道具もゴミも服も散らかり放題の教室にしておりました。

二年生になるとキャビネットというものが貸し出されます。(見出しの写真)それは代々油絵科の学生に貸し出されたもので、絵の具や筆をしまう太ももくらいまでのちいさい箪笥のです。そのおかげで少しはアトリエが綺麗になった気がしました。

  しかしながら、高い割に(8万)あまり使い勝手は良くありませんでした。悪い点は以下①パレットをしまえない②筆を立てておくと天板が閉じれない③キャスターのタイヤが小さく転がりが悪い。④普段使わないワニスや乾性油を立ててしまえない。⑤座った状態でも高さが低く、立って描いたりすると腰をかがめなければならない。⑥木製の引き出しで年数が経つと引き出しづらくなる。

文句を言わせたら止まらないので大体こんなところが不満でした。

大学卒業後は自分でスタンディングデスク兼棚を余った木材で作ってはいましたが、収納は良くても絵の具を取り出したいときに見つけづらいなど欠点がありました。


卒業後から7年立ってようやく出た答えがKTC(京都ツール) のツールワゴンでした。(スナップオンとかTONEとか予算に応じて)

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引き出しは一つしかないけど、キャスターも大きいし、構造もとてもしっかりしてるし、高さもちょうどいい。一つある引き出しは絵の具を入れており、とても探しやすい。      値段も2万2千円でした。

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   色は赤が有名だけど、絵を描くのに赤は目の邪魔になる。黒か白が良かったけど安いのは無く、代わりに目に優しく格好も良い深緑にしました。

狭いアトリエだと邪魔になるかもですが、大体の道具は入るので、結果的にスッキリするかも。

また要らなくなった時、ノーブランドでは厳しいが、KTCなので、ヤフオクやメルカリに出品しても一万くらいで買い手はつくはずです。

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金が余っていてもキャビネットは使いづらく、何万も出すのであれば良い椅子を買った方が役に立ちます。又自動車などのメカニックさんが仕事で使うものなので、工具で無くても道具をしまっておき作業をするのには重宝します。

需要も無い長い文ですが、ツールワゴンおすすめです。

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