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【インタビュー:NIYOCO(後編)】IMALAB との出会いを通じて生まれた変化、そしてこれからのNIYOCOが進む道とは

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自分たちはまだまだ。もっと自分たちを見て、力をつけないといけない

――僕が現場にいなかったので単純な興味からお聞きするんですが、ライブ当日は対バンしたサヨナラの最終回のライブも観ていたんですよね?

川瀬:はい、そうですね。

――当日の動きを見て、IMALABについて何か感じたことはありますか?出演者目線で、サヨナラの最終回のライブを観たうえでの、IMALABのチーム感とか。

川瀬:自分たちがやってるときは、どの現場でもそうなんですけど自分たちでいっぱいいっぱいなんですよね、いつも必死で。周りを見る余裕がないというか。もちろんチームのためにという気持ちはあるんですけど、ライブをやりきることでいっぱいになって、他のことを考えられないんです。自分たちのステージを終えた後は、そうですね…俺たちのライブが良かったから、納得できたからこのチームいいなあ、このチームでもう1回やりたいって思ったと思うんですよね。あれでライブがコケていたらもうやりたくねえなと思っているかもしれないし。正直なことを言いますけど、チームへの感謝がある一方で、自分たちはまだまだ力をつけなきゃな、このチームに恥じないように力をつけないといけないなと思います。自分たちは自分たちを見ないとなっていうのが強いですよね。チームを見るのは当たり前なんですけど、まず自分たちを見ないと、力をつけないと、というところのほうが俺個人としてはありますよね。

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――この川瀬くんの言葉を受けて、カンタさん、末永さんはいかがでしょう?IMALABと一緒にライブを作ってみてどうでしたか?

カンタ:ライブの映像を見たあとに感じた自分たちの強みという点で思ったことは、躍動感。映像はめっちゃ綺麗なんですけど、クリエイターの方たちがただ綺麗な映像だけじゃなく躍動感とかめっちゃ出してくれてたんですよね。ライブ映像とNIYOCOの現場感や躍動感みたいなものがいい感じにマッチしたなあと思っていて。そこのライブ感みたいなところがうちのバンドらしさなのかなと映像を見て思いましたね。

末永:うちのバンドは想定外な動きをするので初めてのライブハウスではよく怒られたりするんですけど、チームのみなさんが僕らの予想外の動きとかもちゃんと想定して準備してくれていたおかげで、当日はすごくやりやすかったです。このチームの器の大きさというか。なにをやってもちゃんと形にしてくれるというところがすごくやりやすかったかなと思いました。

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NIYOCOを知ってもらうために走っていく。存在を出していきます

――それでは最後にNIYOCOとしての今後の目標、夢、展望などあればぜひ。

川瀬:やっぱりやることというか、曲を作って俺が言いたいことを発するというやり方は変わらないんですけど、その中でその言葉を、俺の存在をもっともっと知ってもらうために、というところに向かって動いていくと思います。今回のような出会いをひとつひとつ大事にしながら、自分たちを知ってもらうためのイベントや企画というところで力を発揮する。俺らがやれることをやっていくということですかね。知ってもらうためにまだまだ走っていくという感じかな。具体的なことはあんまりわかんないですけど。知ってもらうっていうだけ。存在を出していきます。

カンタ:最近はそれこそライブハウスで普段通りライブができなかったり、俺らもそうだけどバンドマンやアーティストが活動できない時期なので、配信ライブにも積極的に参加して、いろんな人に楽曲やライブを届けられるように挑戦していきたいと思ってます。

――では最後、末永さん。

末永:…お手本みたいな答えだったから(笑)

――この後は厳しいですよね(笑)

末永:目の前のライブや活動を一本一本大事に頑張っていく、というとこですね。僕はそれだけです。

川瀬:東京ドームって言え!

末永:(笑)東京ドームは別にいいんですけど、音楽とか興味なくても耳に入ってくるような、そんなバンドになればいいなと思ってます。

――すごくきれいにまとまったと思います。ありがとうございました。


インタビュー:遊津場/文・構成:ほしのん
ライブフォト:クマタマサアキ


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