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牡羊座29度「天球の合唱隊が歌っている」

牡羊座29度のマーク・エドモンド・ジョーンズのサビアンシンボルは、A celestial choir singing.「天球の合唱隊が歌っている」。

ディーン・ルディアはこの牡羊座29度のサビアンシンボルを、The music of the spheres.「天球の音楽」と言い換えました。

この二つのサビアンシンボルを比べてみると、日本語訳では同じ「天球の」となっていますが、ジョーンズは a celestial という単数形の単語を使い、ルディアは   the spheres という言葉を使っていて、こちらは複数形になっていることに気が付きます。

この英単語の違いとしては、ジョーンズが使っている celestial のほうは、「天球の・天体の」という他に「天上界の・神聖な・神々しい・この世のものとは思えない」というような意味があるのに対して、ルディアが使っている spheres のほうは、その語源がギリシア語の「球」の意味の spherical にあるように、「天球の・天体の」という意味合いが強いようですが、そこから「範囲・領域・分野」などの意味合いも持つ言葉となっているようです。

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