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19.メタバース と 水瓶座の時代

「メタバース」という言葉は、ひとつの「バズ」ワードとなって、あちこちで良く、目にしたり耳にしたりするようになりました。

「メタバース」って何だろう?と気になって、その人が言っているメタバースのことに耳を傾けたりしていたのですが、2022年6月の現時点では、人によって言葉の意味の捉え方がまちまちみたいです。つまり「メタバースとは」という定義自体がまだ固まっていなくて、流動しているということですね。

そんな中、YouTubeで知ったのが、佐藤航陽さんという人。最近では「メタバース」というと良く登場している人なので、ご存じの人も多いのではないでしょうか。

YouTubeで何度かお見かけし、お話を聞いているうちに、なんとなくこの人の人柄に惹かれるものを感じました。

淡々としていて気取らずに、悲観にも楽観にも偏らない・相手や他者を否定しない・威張らない、かといって自己卑下する人でもない・知識はかなり優れていると思われるけれど、それが良く整理されていて、言っていることがわかりやすい。

このように、私が佐藤航陽さんから受けた印象を言葉に置き換えて書いてみると、かなり水瓶座が強そうですね。まだ、チャート(占星術の出生の星配置図)は見てないのですが。

それで、ついに彼の著書『世界2.0メタバースの歩き方と創り方』を購入してしまいました! そして、先ほどそれが手元に届いたところです。

あぁ! 買って良かった! これだよ、これ!

私が知りたかったことがたくさん書かれている本でした。( とはいっても、まだ隅から隅まで十分に読破したわけではないのですが、目次を見て、読まずにいられない部分のページを開いて読む、ということをやっていたのですが、) ここに書かれていることは、全部「水瓶座の時代」のことが表現されていると言っても、過言では無いでしょう。

そうか、そうか、こういうことなのか。

私はオンラインゲームはやらない人なので、その世界のことについてはちらっとしか知らないのですが、何となくはわかります。アバター・VRの世界・ミラーワールド(並行世界)・仮想空間などなど。

オンラインゲームはやらないと言っても、ファイナルファンタジーの画像表現の劇的進歩に、心の底から驚いたり(たぶんこれは、20年くらい前のおはなし)、「ザナルカンドにて」にハマってずっと繰り返し聞いていたり、と間接的な影響はいろいろと受けてきましたね。

お話をもとに戻しますと、この本を読むと、私たち人間が「土の時代」の世界から「風の時代」の世界にシフトして行くようすが、手に取るようにわかるのではないかと思います。

またこの本には、村上龍さんの『希望の国のエクソダス』についても書いてある部分があって、この内容もおおいに刺激になりました。(村上龍さんの本は『限りなく透明に近いブルー』を読んだところで止まったまま、その後の本は全く読んでいませんでした)。

やっぱり「土の時代」から「風の時代」への変換は、何よりも「価値観」が大きく移動して行くのでしょうね。「価値観」、つまりとても大切と思うことは何か。これまでは「価値は、お金・物・体にある」と思っていた人たちが大部分だったわけですが、そころからは解放されて、もっともっと軽くなって行きますね。

ちなみに、ここでの「体」というのは、身体的特徴のことです。見た目の美しさに価値がある、痩せているほうが良い、などなど。

そしてまた、「お金・物・体」の本質の部分については、これからの時代になっても、その価値がなくなるわけではなくて、これはこれで、今後も地球で生きて行く上では必要なものであるのだろうけれど、そこだけに人々の目が釘付けになって、価値が固定されていることからは、解放されてゆくわけです。

これからは、「お金・物・体」などに象徴される「土のエレメント」に関しては、超シンプルな(または、それは最低限度のもので良いという)価値観を持つ人たちが増えて行くのではないかな、と思います。そこに向けて、今、社会は移行し始めているのだと感じました。

それと、前に、こちらの note にも、インターネットはまだ本来の水瓶座的なインターネットになっていない、というお話しを書きましたが《 それは → こちらをご覧ください》、そういった意味において、Web3.0 というものにも、とても関心があります。

Web3.0 の世界が到来したときには、中央集権(山羊座)的なインターネットから解放されて、本当の意味での、みんなの(水瓶座的な)インターネットになるわけです。

だいぶ前から、スピリチュアルの世界では「アース・チェンジズ」が言われて来たけれど、この「土の時代」から「風の時代」への移行も、大きな、そして根本的な「アース・チェンジズ」のひとつなのだなぁ、とつくづく思いました。