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魚座13度「博物館にある刀」

マーク・エドモンド・ジョーンズの魚座13度のサビアンシンボルは、An sword in a museum.「博物館にある刀」。

ディーン・ルディアはこの魚座13度のサビアンシンボルを、 An ancient sword, used in many battles, is displayed in a museum.「博物館に展示されている数々の戦いで使われた古代の剣」と言い換えました。

もともとのジョーンズのサビアンシンボルと比べてみると、an sword「刀」には ancient 「古代の」と、 used in many battles「数々の戦いで使われた」という表現が加えられ、そしてまた、ジョーンズの in a museum「博物館にある」というちょっと漠然とした表現に、is displayedが加えられて、is displayed in a museum「博物館に展示されている」となっています。

つまりルディアは、その刀は今は博物館に飾られているけれど、これは数々の戦いで使われてきた古代の剣なんだよと、刀の現在と過去を描くことで、時間的なスケールの大きさを書き加えたということができるでしょう。この時間や空間の枠が取り外されたスケールの大きな世界観は、魚座独特のものということができます。

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