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報酬のデザインについて

note筋トレと称して毎日記事を書き、TwitterやFacebookでシェアしています。

シェアボタンを押す時に、言語力の乏しさと、内容の薄っぺらさに、時折負けそうになるのですが、それでも毎日書き続けて、SNSに載せ続けることに意味があると思っています。

その理由は、本のタイトルにもなるほどで、

「人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」

舌を噛みそうです。

この日考えたこと

目先の見返りを求めてを行動しているわけではなくても、気になってしまうのが報酬の部分。

この報酬というところからは目を背けてはいけなくて、人が動くときに必ず考えなければいけないのが報酬の設計だと、キンコン西野氏も言っています。

仕事は時間や労働力の対価として給与が支払われ、金銭でなくとも、アイデンティティ、やりがいや達成感、信頼のようなものも報酬に含まれ、等価交換として成り立っています。

また、お金を払って何かを購入するときには、その金額に見合う商品やサービスを対価として手に入れることができます。

しかし、これらが等価交換として成立していないと、ブラック企業と揶揄されたり、口コミが低評価の商品やサービスとなり、継続的な契約が成立しません。すぐに人が離れてしまい、それ以上の発展は見込めません。

要は、時間や労働力や金銭を支払ったときに得るものが、想定よりも大きく設計しなければならないわけです。

毎月開催しているスナック漢方についても、この部分を置いてけぼりにしてはいけなくて、参加することによる報酬(メリット)をきちんとわかりやすく組み込まなければなりません。

このままだとおそらく行き詰まりを見せるであろうスナック漢方を、どういう方向性に舵を切ろうかと考えていて、つまるところ「参加したことによる報酬設計」をきちんとデザインしなければいけない、ということになります。

整理して考えるために、まずは参加するメリットを考えられる限りあげてみようと思います。

・漢方の専門家に会える(希少性)
・漢方好きの仲間たちに会える(つながり)
・漢方に詳しい人とのつながりができる(つながり)
・専門家に質問することができる(解決)
・漢方って何なのか教えてもらえる(解決)
・体調の不安をその場で相談できる(解決)
・参加することで中医学を応援できる(応援)
・漢方を知らない人に伝える一端を担える(応援)
・自分のお店にお客さんを呼びたい(信頼)
・漢方コミュニティに所属している連帯感(つながり)
・スナック漢方の未来に期待している(応援)

などかなぁと。
他にもあったら教えてください。

そこまで深くは考えずに、飲みながらゆるーく漢方について語らう、というカタチで始めたスナック漢方。

このちょこっと着いた火を消さないために、少しずつ育んでいきたいなと。きっとそれが、必要な人に漢方を届けることにつながってくると思います。

大切なことは続けること。そして、つながること。そのための報酬のデザインをしっかり考えて、きちんと組み込んでいきます。

今日はそんなことを考えてみました。

(未来につづく)


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