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旧暦12月の屋敷拝みとウガンブトゥチ2022③

神事シロウトの強い味方・・・

拝みのたび、お供え物の数や配置など確認💦図解で助かる💦
1年に2,3回なので細かいとこ忘れちゃうので。
作ってくださった方々、ありがとうございます!
初版2006年、2017年で十三刷。

表紙の絵、
上の木箱が「ビンシー」といわれる御願セット、
フタがあって持ち運びに便利、その家の実印。親兄でも貸し借りNG。
酒、盃、塩、アライミハナ(洗ったお米)、カラミハナ(洗っていないお米)がセットできる。ビンシーを持たずとも、セットの中身を小皿等で並べた「仮ビンシー」でも全然Ok!おおらかでいいね!

絵の中ほど、「うちゃぬく(御茶の子)」
見た目、ミカンがのっていない小さな鏡餅(やわらかいですよ)3セット。
ウガンブトゥチの時期になるとスーパーにたくさん並ぶ。
あん餅はNG、白餅のみ。
老舗の首里餅さん常に用意されているのだそう。さすがね。
首里餅さんは「うちゃぬく」のほか、お菓子、拝みに必要な線香等あらゆるものを取り扱ってくださっていて助かるー

果物:神事では色物、仏事では青物!!!
神事では色物、黄金色が良い、明るい心、赤い心=真心を意味するのだとか。
数の理想は
・バナナは3or5本の隆々としたもの
・みかんも3or5個でタンカンでもOk。なるべくオレンジ色が鮮やかなもの。青ぎりは絶対にNG。
・リンゴ2個、なるべく赤色が鮮やかなもの。

屋敷拝みに限らず、ウタキ(御獄)や寺廻り等の外での拝みでもだいたいこの絵の拝みセットを使うので、大きなお盆にこれらを載せて、まるっと大判風呂敷で包み持つ。

沖縄観光のついでにこのセットや拝んでいる様子を見てみたいな~というあなた!
焼失してしまった首里城周辺にある次の4つのお寺
慈眼院(じげんいん)、通称「首里観音堂」那覇市首里山川町3-1
安国寺(あんこくじ) 那覇市首里寒川町1-2
西来院(さいらいいん)、通称「達磨寺(だるまでら)」那覇市首里赤田町1-5-1
盛光寺(せいこうじ)… 那覇市首里儀保町3-19
にいらっしゃれば、これらのセットを持ったおばちゃん、おじちゃん達が熱心に拝んでいる姿を目にすることができるはず。
黙々と、風呂敷包みを解いて、並べて、拝み終えるとササッと包んで帰る姿はなんだか勢いがある。

もちろん、この拝みセットがなくても御参拝できますので~♪
ぜひ♪




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