静かな出雲の町のコワーキングスペース - マヤッカで快適にお仕事
サンライズ出雲を降りてこの日の仕事場に向かいます。
平日朝10時過ぎの出雲市駅は人を探すのが大変なくらい閑散としています。
近くには繁華街のような場所もありますが人の姿はありません。
駅から歩いて10分で到着したのは「コワーキングハウスマヤッカ」さん。出雲市ではおそらく唯一のコワーキングスペース。
もちろんドロップインでも利用できます。
一見すると(というか実際)民家です、ガレージにちゃんとウェルカムボードがあります。決済はPayPayにも対応済み。
ハート型の落ち葉がお出迎え、なかなかおしゃれです。
事前にFacebookで連絡を入れておいたので入店もスムーズで、オーナーの方ともいろいろとお話させていただきました。
料金はドロップインで1日1000円、この価格はなかなかお安いですよね!
衛生対策や換気もバッチリされていて、部屋も広いので安心して作業できます。
この素敵な内装は立ち上げ時にオーナー含めたメンバーでDIYされたのだそう。
出雲大社の絵もすごく上手ですよね。入り口から1階をぐるりと囲む形で廊下があり、その壁にはこういったイラストが所狭しと描かれています。
これがドロップインの方向けの作業スペースである2階席。アクリル板付きのテーブル席4席にソファー席もあります。
部屋には水道があって、こまめに手洗いできるのがとてもありがたいですね。
実は奥にいるホルスタインの牛は、けっこうしっかりした椅子(?)なので成人も乗ることができます。乗って集中できるのかどうかはわかりません。
ここがこのコワーキングスペースの特等席、キャンピグチェアのテラス席。天気も良かったのでここで日光に当たりながら作業しました。
この日のドロップインは私だけで、他には月額利用の方が別のブースで2名ほどいらっしゃいましたが、スペースが広く常時換気しているので衛生面も全く問題ありません。
こんな感じの純和室もあります。こんなすごい屏風のあるコワーキングスペースは初めてです!
トイレの前にあった建物の案内図。訪問時3階は利用禁止となっていましたが、貸し切り等では使えるのかもしれません。
目の前は民家や酒蔵のある風情ある町並み。近くに幹線道路もなく、とても静かで良い環境です。
このあたりは元より過疎化が進んでいたのですが、コロナの影響でさらに人出が減り、夜営業だった居酒屋さんが売上のために無理をして昼にも営業を始めた結果、体調を崩された方もいるのだそう。
町は静かで観光する分には快適ですが、地元の人にとっては大変なことに変わりはありませんね。
町の電柱には赤い地酒の看板が目立ちます。
少し町を歩くだけでここが神々の済む町ということを深く噛みしめることができます。
開店から閉店の18時近くまでほぼ一日利用しました。音や気候などの環境も良く部屋もきれいで、とても集中することができました。
サンライズ出雲を下車してすぐに仕事を始められるということが分かったのも、個人的にも面白い発見でしたので、またサンライズに乗ってきたいですね。
オーナーの方にも大変良くして頂き、出雲再訪の際はぜひ立ち寄らせていただきたいと思いました。素敵な作業場所をありがとうございました。
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