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私のお料理ノート

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作り方を詳しく解説しているレシピをまとめています。ご質問もお気軽にどうぞ。
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#オリーブオイル

くせになる濃厚な風味。クミンがお刺身を新しくする!「鯵クミンカルパッチョ」 #旬とスパイス

近所のお魚屋さんでは、でっぷりと脂の乗った鯵(あじ)が並ぶようになりました。 鯵は通年、食卓にあがるような馴染み深いお魚ですが、実は春から初夏にかけてが一番の旬なのです。この時期の鯵はぴかぴか。まるまると太った鯵を選ぶと、むっちりとした脂が乗っています。 青魚には生姜醤油が定番ですが、私がお勧めしたいのが今回のお料理。かりかりに煎ったクミンシードとオリーブオイルでおもてなしにもぴったりなのです。 私はおもてなしをする時、メインはお肉料理で、前菜のようなおつまみ類に必ず魚

お豆腐で作るフムス「おとうフムス」が出来ました!

フムスを作るためにひよこ豆を常備しているのですが、いつも戻して茹でた後、初心貫徹ならず、マリネや別のお料理にしてしまうのです。 あ!フムスのためだったのに!といつも後悔。 思い立ったらすぐ食べれれば良いのになあとずっと思っていました、フムス。オリーブオイルが滴って、ザーターがかかって酸味があるのも良いですし、大蒜の効いたあのねっとりとしたペーストをたっぷり口にしたい…。 そんな時に、思いついたのがお豆腐で作るフムス。 頭の中で想像したものの、同じ豆類だからといってどうかし

鳥の脂をまとった馬鈴薯が主役の ローズマリー風味の鳥じゃが

料理教室で「あまり料理をしたことが無くて」という方にレッスンすると必ず喜んでいただけるレシピがこの鳥じゃがです。 家庭料理ではあるのですが、おもてなしにも、お酒の進むおかずとしても喜ばれますし、お皿に溜まったオイルをパンですくって口にするともう幸せとしか言いようがありません。 スピード料理ではありませんが、1番最初に作り始めれば良いことです。 材料 鳥もも、唐揚げ用 500g 塩 5g(お肉の1%の重量) 馬鈴薯 4個(なるべくメークイン) ローズマリー 2〜3枝 大蒜 3

なんにでもかけたくなるパクチーオイル

先日、近所の直売所で買ったたっぷりのパクチー。 おじさんが今とってきたよー!と、ちゃんと綺麗に根っこごと。 嬉しくて買ったものの、うちでパクチーが好きだったの私だけだった事を忘れていました。 子供の時も家族の中でパクチーを好きなのは私だけ。その頃は香菜と呼んでいたけれど。中華料理屋さんでミル貝の味付けにたっぷり添えてあると、訪れた事もない異国の香りにうっとりしたものです。 1度で食べきれる量ではないので、オイル煮のようなソースをイメージしてお料理してみました。 (材料)

オリーブご飯は洋風のお惣菜を受け止める

例えば、鳥のトマト煮込み、魚介の白ワイン蒸し、…そんな洋風のお料理を作った時にぜひ一緒に合わせて作っていただきたいご飯があります。 それがこのオリーブご飯。調味料はお塩だけ。ちょっと洒落た炊き込み御飯です。 写真はお鍋ですが、炊飯器でももちろん大丈夫。 オリーブご飯 材料 オリーブ(種無し) 15粒(塩気のないもの、水気は切って拭いておく) オリーブオイル   大さじ1 米         3合 水         3合分(米をとぎ、ざるにあけて水気を切っておく) 鶏