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私のお料理ノート

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作り方を詳しく解説しているレシピをまとめています。ご質問もお気軽にどうぞ。
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2020年10月の記事一覧

香り高い本格中華をあなたの手で。ご飯が進む!分量簡単「三杯鳥」

「三杯鳥」、これはサンベイジーと読みます。三杯とは調味料の胡麻油、紹興酒、お醤油が全て同じ分量なのです。中華料理といっても炒め物ではありません。一つのフライパンで焼いてそのまま煮ていきます。 台湾料理で、本来は鳥と台湾バジルを使った土鍋料理です。 少し硬めに炊いたご飯と食べてみて下さい。目を閉じたら、まるで中華料理屋さん。お肉はジューシーで、バジルの爽やかな香りとソースのコク! とっても本格的なお味です。 冷めても美味しいので、お弁当にもおすすめです。 (材料) 鶏もも

あとしまつが手軽な「茹でサバ」は、ほくほくと癖になる味。

サバを茹でると美味しいのでは、と思ったのは偶然の事でした。「船場汁」と言う、サバと大根の美味しいお汁ものもありますし、茹でて食べてみたいなあと、試してみるとなかなかに美味しい。 その頃の私は一人暮らしだったもので、とことん洗い物を減らし、どうお魚を美味しく食べるかと執念めいた食欲に燃えていたのです。 さて、現在の食卓で作ると子供達も結構な勢いで食べるではありませんか。それにお財布にも優しい。和風にも洋風にもいかようにもなる。これは家庭料理としても利便性が高いのでは、と密かに

疲れた時は、皮パリお肉はほろっ「手羽先のオーブンおまかせ焼き」オーブンに入れたら、一休み。

本当は違うものを作ろうと思っていたけど、ダメかも、今日は疲れちゃった…と思う夕方のスーパー。 そんな時は買い物かごに手羽先を入れて、オーブン焼きに変更!時間はかかりますが、手順がシンプルで気持ちは焦らない。 家に帰るまでにお肉は室温に戻りつつ、そのまますぐに味付けして、用事を済まし、オーブンに入れて、お風呂に入ります。 途中で思いつきでお野菜を入れて、付け合せのかさ増し。だって、鳥の脂をまとったお野菜って美味しい!どんどん入れちゃいましょう。 水分が出やすい、玉ねぎなどは、

気持ちを軽くする、豚肉と細切り野菜の元気鍋と「万能葱だれ」

お出かけしてしまうと、今日の夜ご飯どうしようと悩んでしまいます。 でも、寒くなってきた週末はお鍋の出番!(我が家は一年中ですが) 身近なお野菜、キャベツとお葱、それに豚肉。この元気鍋は気持ちを軽くしてくれます。 豚肉は「肩ロース」「豚バラ」「ロース」の部位がおすすめ。脂が多目が美味しいです。 しゃぶしゃぶ用が良いですが、我が家はその日の家計の収支により「切り落とし」をよく使っています。お肉の通りが少しゆっくりですが問題ないです。 キャベツ、白葱は細切りにします。 お肉に

美しい花をいただく、もってのほかとカニカマの和え物

食用菊「もってのほか」がスーパーに並び始めると、秋の訪れを感じます。黄色い菊も美味しいのですが、何と言ってもこの美しいピンク色のお花を見ると、嬉しくなってついついカゴに入れてしまいます。 独特の風味で、形容しがたいですが、お花の香りをそのままいただいているよう。このシックな色合いがお料理をしている時から、気分を盛り上げてくれます。 (材料) もってのほか「食用菊」 1パック(黄色い菊でも同様に作れます) お塩 小さじ1 お酢 大さじ2 お水 600ml 裂いたカニ

お団子だけでない、「お月見料理」のご提案

日本には「お月見」という文化があります。 たとえ側にいなくても、離れていても、空を見上げると同じ月の明かりに照らされています。 「新しいお月見」を提案していこうと渥美さんが発信されたのは、自粛期間中が明けたばかりのことでした。 世の中も暗く全く先が見えませんでした。 そんな時に、このお話をお伺いして、まるで本当に月を一緒に見たかのように、ほのかな光に照らされているような気持ちになりました。 「お月見」と言えばお月見だんごですね。 しかし、「お料理」と言えば、中々思い浮かべ