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私のお料理ノート

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作り方を詳しく解説しているレシピをまとめています。ご質問もお気軽にどうぞ。
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2020年3月の記事一覧

ランチにどうぞ。オイルサーディン丼

仕事が忙しかった若い頃、終電に飛び乗って家に帰り、毎日この丼をかっこんでいました。 大袈裟でなく毎日。家族に叱られるくらい。 これを食べないと1日が終わらなかったのです。 (材料)1人〜2人分 オイルサーディン缶 1個 醤油  適量  ご飯  適量 ※薬味はご自由に 万能葱、大葉、貝割れ大根など微塵切り 1、フライパンにオイルサーディンの油ごと入れ、中火で熱す。 2、サーディンの両面を焼き、お醤油を一まわしする(はねるので注意) 3、ほかほかのご飯に

ランチにどうぞ。豪快鶏肉と梅の炊き込み御飯

今日のお昼ご飯も家族4人大集合です。またしても、あっという間に11時半。子供達のお腹空いたの大合唱。さほど動いてもいないのに…。 さっぱりガッツリのご飯なら、皆が満足。お鍋一つで出来ます。炊飯器があればもうお任せです。 鶏もも肉も1枚どんと切らずに乗せちゃいます。 (材料) 鶏もも肉 1枚(約300g)唐揚げ用など切ったものでも良い  お米  2合(洗い、水気を切る) 梅干し 2個(塩っぱいもの) お水 2カップ 昆布 5cm(余裕があれば上のお水に浸しておく) みりん 

ランチにどうぞ。包丁いらず、鯖の水煮缶で作る冷汁

さあ、いよいよ煮詰まって来ました。お昼ご飯問題。 今日も朝からずっと、台所にいたはずなのにいつの間にか12時に。保存食や常備菜ばかり作って、お昼ご飯、夜ご飯作りの事をすっかり忘れているという本末転倒なことばかり。ああガスコンロの火も全部使っている…。 そんな時には混ぜるだけの冷汁の出番です。 私は、鯖の水煮缶を常備していますが皆様のお家はいかがですか? この冷汁のレシピは、鯖缶、お豆腐、お味噌、練り胡麻、梅干しで作ります。使う材料で出来上がりも違いますので、ぜひお家の味

弱っている時も忙しい時も、中華粥は私の味方

「お粥出来たよー!」と夫の声。ありがとう…と返事をして、寝込んでばかりはいられない、何か口にしなくては、と食卓に着くと「お母さん具合悪いでしょ?お母さんの分のお肉ももらっていい!?あ、その1番大きいお肉は私の!まだおかわりあるよね!?」と娘が言う。まだ、食べてもいないのに…。うん、でも確かにこのお粥は美味しい。優しくて、旨味が濃くて…。 弱ってる人も、元気な人も、大好きな我が家の中華粥。疲れて帰って来た時にもお薦めです。 お米を洗わなくて良いんです。 それだけで、なんだか楽

30年間作り続けてやっと辿り着いた最後のカルボナーラレシピ。

カルボナーラを初めて食べたのは、震災前まで神戸の食いしん坊を唸らせていたベルゲンというお店でした。 ミートソースやナポリタン、たらこスパ、家で食べたどの味とも違う。 とろんとしたクリームは濃厚に舌に絡み付き、かりかりっとした香ばしいお肉は噛めば噛む程脂がほとばしる。 何これ何これ!興奮して、母にこれおうちでも作って!と頼んで、渡されたのは片岡譲シェフのレシピブック。小学校2年生頃のこと。 それから、私は学校から帰ると1ヶ月毎日カルボナーラを練習しました。私が一人で料理を始

オーブンまかせ!燻さないベーコンの詳しい作り方(動画あり)

子供の頃からベーコンが大好きでした。 ジューシーな脂、燻した香ばしい香り。西洋の鰹節と言われるだけあって普段のお惣菜だって、ベーコンを少し入れるだけで旨味が濃くなります。 そして、母親になった今、やっぱり子ども達もベーコンが好きです。ただお肉の加工品は原材料も気になるし、結構お高めです。それならお家で作ってみませんか? 燻製など色々試し、今はオーブンで作る方法に落ち着いています。言うなれば、ベーコン風ローストポークという方が正しいかもしれません。しかし、味はなかなか

オリーブご飯は洋風のお惣菜を受け止める

例えば、鳥のトマト煮込み、魚介の白ワイン蒸し、…そんな洋風のお料理を作った時にぜひ一緒に合わせて作っていただきたいご飯があります。 それがこのオリーブご飯。調味料はお塩だけ。ちょっと洒落た炊き込み御飯です。 写真はお鍋ですが、炊飯器でももちろん大丈夫。 オリーブご飯 材料 オリーブ(種無し) 15粒(塩気のないもの、水気は切って拭いておく) オリーブオイル   大さじ1 米         3合 水         3合分(米をとぎ、ざるにあけて水気を切っておく) 鶏

美しい蕗の薹、小さな2つのレシピ

少しずつ春の訪れを感じる今日この頃。なんだかそわそわしませんか? 菜の花が八百屋さんに並び始め、河津桜のニュースが流れ、温かい日差しを感じたりして…焦ってしまいます。 私のそわそわの原因は、蕗の薹。漢字が綺麗、そう、ふきのとうです。 早く摘みに行かなくては旬を逃してしまう! 自宅前の公園にはきっともう蕗の薹が頭を出しているはず。お花のお世話をしている奥様に「今井さんもう全部採っちゃってね、増えちゃうから!」と声をかけていただいているから責任重大です。 枯れ草の下からひょっ