煙草

ちょっとすみません。私は煙を吐くのが好きなのと、喫煙者と煙草を吸うのが楽しいから煙草を吸っています。リラックスするだとか、集中力が上がるだとか、そんなことは一切実感したことがない。デマです。疲れるまである。

そして正直煙草はかっこいいと思っています。
映画パラサイトでは、パク・ソダム演じるギジョンが洪水の日、半地下にある家に水が差し迫る中、汚水が噴き出す便器の上でタバコを吸うシーンが1番印象に残っている。
ナンバーガールの解散ライブでは向井秀徳が煙草を4本同時に咥え、チャッカマンで火を着けていたのが本当にかっこよかった。This is 向井秀徳。冷凍都市の暮らし。
あとショーシャンクの空にでは獄中で煙草がなんか、通貨みたいに、扱われていた気がする。あれかっこいいんだよな。扱われていたよね?どうだっけ、映画って見ても忘れちゃうよね。あー、違ったら、すみません。
それと煙草を「くゆらす」という日本語は非常に美しい。煙草を吸うのはNGと言う人でも、くゆらすのはかっこ良すぎるので当然許してくれるだろう。

話が戻るが、私は喫煙者と煙草を吸うのが好きだ。元々非喫煙者だった私は、飲み会で一斉にぞろぞろと席を外す喫煙者たちが羨ましかった。10分足らずで必ず異常に距離を縮めて帰ってくるのだ。肩とか組んでた気もする。本当の話は喫煙所でしかされないと聞いたことがあるから、次の冒険の日程でも決めていたんだろう。もし私が魔法少女であることを告白するなら絶対に喫煙所だ。

一方で、社会と全国の彼女は喫煙者は死んでください、と言っています。
この肩身の狭さが喫煙者同士を共犯者のような関係にさせ、逆に居心地が良いのだと思う。

A.あそこにベンツが
B.This is 向井秀徳

エンディングですね。


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