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【ウォーレンバフェットが集中投資をする理由】分散投資のメリット・デメリット


こんにちは。今井バフェットです。

突然ですが、現在私の貯金は1,400万円あります。
そして、1,200万円を投資しています。

投資先は日本株です。
それも、一つの銘柄です。

そうです。
実に資産の80%を、今回のコロナショックを好機ととらえて一つの銘柄に投資しているのです。

これは、まぎれもなく集中投資ですね。

集中投資は危ないのか?

一般的に、投資のセオリーは「分散投資」です。
「Don't put all your eggs in one basket.(一つのカゴに卵を盛るな)」という有名な格言もあります。

もちろん、分散投資を否定するつもりもありません。
まったくの投資初心者に個別株銘柄もあまり勧めません。

アメリカの株価指数に連動するようなインデックスファンドを長期で時間分散をかけて積立を行っていけば一定の利益は享受できると思います。

ただ、それはよく知らないたくさんのセクターや企業に分散して投資していることでもあります。

例えば日経平均株価。
日経平均株価とは東証一部の主要225銘柄から構成されていますが、その構成比率の上位はザックリと以下です。

上位5社はこんな感じ

1位:ファーストリテイリング(ユニクロ) 8.2%
2位:ソフトバンクグループ 4.72%
3位:東京エレクトロン 4.17%
4位:KDDI 3.77%
5位:テルモ 2.8%

上位5社が約4分の1を占めているんですね。

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つまり日経平均株価に投資するということは、投資額の4分の1をこれら上位5社に投資するのと同等です。

「分散投資の代表」といわれる株価指数のインデックスファンドですが、こういった真実を知っていてもなお投資するでしょうか?

バフェットはこう言いました。
「分散投資は無知に対するヘッジ」
だと。

日経平均の225の企業すべてをしっかり知り尽くしているようであれば、日経平均株価のインデックスに投資する必要はありません。
「知らないから」投資するのです。

知らないことは悪いことではない

でも、だからといって知らないから悪いことではありません。
世の中の多くの人が、投資の勉強に時間をさけるわけではありません。

仕事をしたり、学校に通ったり、勉強したり、恋をしたり。
それぞれの日常で時間を費やすことはたくさんあります。

そんないろんな方々が、「投資をはじめたい」となったときにやっぱり無難にすすめられるのが株価指数に連動したインデックスファンドです。

こういったインデックスファンドは、投資をはじめる多くの人におすすめできます。
(間違っても銀行証券が売りつけようとする手数料の高いアクティブファンドや仮想通貨、得体のしれないIPOなどは買わないで下さい。)

しかし、分散投資では富を築けない

そんな投資に時間をかけられない人にはおすすめできる分散投資ですが、デメリットがあります。
それは、富を築けないということです。

分散投資は富を守る機能としては秀逸ですが、そのぶん資産を大きく育てることには向いていません。

とくに、まだ資産が100万円や300万円クラスの人が分散投資をしても、年間で得られる利益はせいぜい8万〜24万円。
複利の効果で増やしていくにも時間がかかりすぎます(1億円を貯める時には死んでいます)。

ウォーレンバフェットも人にはインデックスファンドをすすめておきながら、自分では集中投資を行って富を築いてきました。

たとえばGEICOという保険会社。
バフェット氏が投資をしたときは、手元資金の4分の3をGEICOに集中投資したことで有名です。

なぜバフェットは集中投資なのか?

単純ですが、やはり富を築けるから。
それが大きな理由です。

「分散は富を守る。集中投資は富を築く」

しっかりと分析し個別銘柄を選定した集中投資は、確信のない「とりあえず」の分散投資より優れています。

株式投資を始めると、「あれもこれも」と買ったりする時期がありますが、それだと投資のパフォーマンスはなかなか上がりません。

集中投資は、傍から見ると無謀なチャレンジに見えるかもしれませんが、実は至極真っ当な投資スタイルです。

ピーター・リンチ(1997年からの約13年間で指揮するマゼラン・ファンドを700倍の規模にまで育てた伝説の人)は「株式市場では、確かな1銘柄はよく分からない10銘柄に優る」ともいいます。

投資には才能が必要ない

「そういった先人たちは投資の才能があったから、、」
といいますが、投資には特別な学歴も才能も必要ありません。
これは、バフェット本人も言っています。

東大を出ていないと上場株は買えないなんてことはありません。
誰でも買える平等な世界です。

そして高度なファイナンス理論を用いずとも、企業の過去の実績を見れば、それが「検討に値する会社」か「まったく値しない会社」かはすぐに分かります。

バフェットも「明らかに太っているかどうか(まったく値しない会社)はひと目でわかる」と言っています。

「まったく値しない会社」は検討から外し、「検討に値する会社」の中から「これだ」と思う銘柄を選びます。

そして、株価が適正に評価されなくなる投資チャンスを待ち、チャンスが来たら大胆に行動し、保有し続ける。
これがバフェットのいう投資です。

本来の価値を遥かに超えて株価が上がりすぎたときには売却して、次のストラテジーを考え再び投資チャンスを待てばよいのです。

今回のコロナショックはまさにそんなチャンス

今回のコロナショックのはそんな待ちに待った投資チャンスです。

すでに私は、1,400万円のうち1,200万円を一つの銘柄に集中投資しました。

1,200万円なんて自分でもビックリするような大金です。
頑張って頑張ってコツコツと貯めたお金です。
普通ならこんな先の見えない状況での投資は躊躇(ちゅうちょ)するかもしれません。

しかし、迷っている間も時間は流れていきます。
チャンスは待ってくれません。

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「こういったチャンスで大きく一歩を踏み出せるかどうか」が目標とする1億円に到達できるかの試金石となると思います。

1億円へ向け、36歳の僕は今回のコロナショックで人生の勝負をかけます。

私が1,200万円もの大金を実際に全力投球した銘柄が気になる方はコチラ(どうしても気になる方のみご覧下さい)

最大のチャンス!コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄

世界が大変な時期ですが、ともに乗り越え未来で笑いましょう。

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