届くクリエイティブのアプローチ方法
日々最適なかたちでお客様の課題解決に取り組む、IMAGICA IRIS社員の仕事へのリアルな想いと姿勢に光を照らすインタビューシリーズです。
働くメンバーの素顔や仕事への考え方がわかる内容となっておりますのでお客様や求職者の方にも是非ご覧いただければと思います。
今回は特別編として、クリエイターとディレクターのスタッフの対談形式です。クリエイティブに込める熱のこもった対談に注目してください。
IMAGICA IRISが担当した「漫画『Rosen Blood』の新刊販促のTwitter広告」の広告クリエイティブのお話です。
デジタル広告制作の醍醐味
ーIMAGICA IRISに入社する前から広告制作をしていたのですか?
堀 前の会社では広告代理店ではなく制作会社に所属していました。そこでは『納品したら終わり』で、その先の広がりについてはあまり考えていませんでした。ここ(IMAGICA IRIS)に入社してからは、ディスプレイ広告やTwitterやFacebookなど各SNS広告の特性を考慮しながら、動画やバナーを制作しています。
ー制作会社とIMAGICA IRISでの違いは感じますか?
堀 制作会社では『納品で終了』で終わることが多かったのですが、ある時、タレントさんのファンクラブ向けの動画を制作したときに、SNS上で大きな反響がありました。ファンの方々がとても喜んでくれて、『(この動画は)ファンの心を理解している!』といった反応をいただきました。反応をもらえる動画制作はいいなと感じ、その気持ちがさらに如実に数値としてみえるデジタルでの広告制作に興味をもつきっかけになりました。
―北村さんはIMAGICA IRISの前身となるチームがあった会社から在籍していますね。
北村 前職はIMAGICA Lab.で、テレビ番組のテロップ制作の業務をメインにしていました。テレビ番組上ではどうしてもいろいろな制約があって、もっといろいろな事に挑戦をしたいなと思っていた時にIMAGICA IRISが立ち上がったのでジョインしました。
―通常の業務の中でディレクター、クリエイターの皆さんが制作を始める流れを教えてもらえますか?
堀 基本的な流れですがディレクターが決まったら、案件ごとの営業担当者と一緒にクライアントさんからヒアリングを行います。ディレクターは手が空いている人が担当するというよりは個々の得意な分野の兼ね合いを見ながら案件の内容に合ったスタッフが決まる形ですね。
情熱の宿るクリエイティブアプローチ
―北村さん(クリエイター)と堀さん(ディレクター)のペアはよく見かけます。
堀 北村さんのことは以前から信頼していました。以前一緒に担当した案件でも華やかにみせる演出が素晴らしくて、今回(Rosen Blood)もぜひお願いしたいと思っていました。
ー今回、Rosen Bloodに取り組んでみていかがでしたか?
北村 Rosen Bloodは非常に緻密な世界観を持っていて、(広告クリエイティブの制作においても)細やかな雰囲気や華やかさ、かわいらしさが求められました。私自身、もともとそのようなクリエイティブや漫画が好きだったので、すごく楽しく制作できました。
―特に原作をチームで読み込むことに注力したと伺いました。
堀 原作があるならしっかり読み込んだ方が絶対にいいと思っています。作品理解も深まりますし、情報公開前の案件ですとクライアントさんからいただいた情報だけになってしまいますが、原作を実際に読むことで自分自身の想いもクリエイティブに反映させることもできるので、さらに気持ちがこもった作業ができますね。
―Twitter広告では静止画カルーセルと動画の2タイプのクリエイティブを制作されたんですよね。
堀 今回のTwitter広告では動画か、静止画バナーのうちどれをやるか選んでいただきました。結果的に動画の制作は決めていただきましたが、プラスとしてバナーも使う方が良いと思いました。バナーは1枚だけの場合と、カルーセルという数枚をスライドで表示させられるものがあり、それだと伝えられる情報も増えて広告クリエイティブの幅が広がります。
たくさんの男性キャラクター対1人の女性キャラクターが登場する漫画なのですが、カルーセル形式だと1人ずつ男性キャラクターを紹介しながら見せることができるので、女性キャラクターへの言葉とともに心を揺れ動かせるような演出にしました。
―クライアントさんに納品した後の反応はいかがでしたか?
堀 クライアントさんからは好意的なフィードバックをいただきました。アイデアに満足してくれたようで、とても嬉しかったです。
デジタル広告における制作の魅力
―インターネット上のデジタル広告ってスキップされたり飛ばされたり…必ずしも全員から好意的な印象を持たれるわけではないですよね。
北村 そうですね。ただ、その中で、どれだけ『嫌なものではない』と訴えるか、そしてどれだけその商材、そしてユーザーにも寄り添えるかということは非常に気にしています。商品を紹介するだけではなく、『ファンの方にも、そうでない方にも届ける!』というようなところを強く意識しています。
―IP系の案件は作品へのリスペクトも非常に大切ですよね。
堀 ファンがいる商材って、SNSなどでファンの方の意見が見えやすいものなので、担当していると楽しいですね。その方々を喜ばせることができるのなら、やっぱりとても嬉しいです。根底にある気持ちとして、作品を理解して愛情を持って作られたもの(クリエイティブ)って、ファンの立場になった時を考えると、やっぱり嬉しいと思うんですよね。なんかその気持ち...それ、ですよね?
北村 それです(笑)各々が思う『ファンに向けて』だったり、それぞれが思う観点から作っていくという感じですね。
―IMAGICA IRISでは好きなものがあって、それを特技として力を発揮できるシーンは多いですか?
北村 多いと思いますね。みんな何かしら好きなものがあるように思います。
堀 得意なものがある場合、生かせるタイミングがあった時に他の人は敵わないと思っています。
ー最後に今回の広告制作に関して一言ありますか?
北村 作品の魅力を最大限に引き出せるようエンジン全開で制作しました。私たちの広告をきっかけに一人でも多くの方が作品を手に取ってくだされば嬉しいです。
堀 私も北村さんの言う通り、精一杯取り組みました。自分たちの力を出し切ったという自負はあります。
ーお二人ともおつかれさまでした。クライアントさんからも好意的な反応をいただいたようで、今後の制作にも期待が高まります。ありがとうございました。
北村 堀 こちらこそ、ありがとうございました。
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