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好かれるべきはアルゴリズムではなく見込み顧客

インターネット広告の代理店からマーケティングのキャリアをスタートし、主にオンラインを中心にマーケティング業務に従事して早18年。

約20年前、オンラインでの集客は せいぜい検索エンジンくらいだったのが スマホが出てきてからは 手段が広がり、今やLINEだのyoutubeだのInstagramだのTwitterだのtiktokだの、多岐にわたる。

そしてそれを専門とすべくアルゴリズムを研究する会社や個人コンサルがあちこちサービスを始めて、自分なりの見解で「今のアルゴリズムはこれがトレンドです!」と言わんばかりに 自分のサービスへの集客をしている。
 
それを受けて、認知されたい一心で とにかく発信活動を!という事業者は少なくない。

でもね、私は 代理店時代から、
【とにかくバズらない商材】ばかりをやってきたせいか
検索エンジンやInstagram、Twitter、youtubeなどのあらゆるプラットフォームで
とにかく発信量!とにかくアルゴリズムに則った発信を!
みたいなことを目標の重きに置いているのを見ていると、
もちろん間違っちゃいないし、否定もしないけど
なんか大事なことを忘れてないかね、と呟きたくなる。

先日、顧客の声を聞く中で、
(やっぱりそう思うよねぇ。)と感じたことがあった。

今のインターネットは 情報量が多すぎる
ということ。

あなたも こんな経験はありませんか?

メニューが多すぎると 逆に選べない
という経験。

これをインターネット上のコンテンツに置き換えると
似たような情報が多すぎて 選べない
ってこと。


それにね、
アルゴリズムを意識し出すと、競合に意識が向きがちになるんですよ。

だって 競合よりも認知されて勝たないと!という気持ちになるから。

お客さんは競合すら見てないかもしれないのに?
そもそも アルゴリズムを理解してたくさん表示されて認知されたら、自分たちのサービスがお客さんの比較検討フェーズに乗る前提の話なのはなぜ?

というのが 私の意見なわけです。

ついでに言うと、【バズ】ったとしても アルゴリズムに乗っかれたというより、私の中では【たまたま】【運】【タイミング】ということが大半なんじゃないかなと踏んでいます。

なので、アルゴリズムに愛されるより、熱狂してくれるお客さんに出会うにはどうしたら良いか?をとにかく考えましょう。

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