転職活動終えました(やめました)

転職活動を昨年の9月からスタートし、今年の4月から本格的にしてきました。

なりたい自分になれないとか、ライフプランを考えると…とか考えてたのが懐かしい。
メーカーの研究職として基礎研究に従事してました。
ライフプランを考えると今年中に希望の開発に行けないとキャリアプランが崩れるし、私はまだスタートラインに立ててない！と思って焦って転職活動をしました。
その他にも会社へのヘイトとかあったはずだけど、転職活動を続けるうちに気持ちがすり減りすぎて転職理由がわからなくなってました。

そこそこの大手企業に勤めたいと思いもあるため、なかなかの数受けました。
28社受けて、4社くらい面接して1社内定をいただきました。
ただその1社に踏み切れなかった。

毎日その会社にいくメリットデメリット、今の会社に残るメリットデメリットを書く日々。
頭では内定をいただいた会社に行くことでキャリアプランは叶えられるし、社風も挑戦的でいいなと思いつつ、決めきれない。
なんでだろう？

同業他社だと良い噂も悪い噂も流れてくる。
その会社はなかなか人の使い捨てが激しいことや、女性がとても少ないことなど聞いていた。でも将来性はある会社だからなど、魅力も感じていた。

私は本当に決断力がないなと思いながら、毎日悩み、神経をすり減らし、心が疲れていくのが手に取るようにわかった。もう食べ物が喉を通らず、お腹を下し、出るものがないのに嘔吐が続く。
最後の内定を承諾をする時は泣きながら「私の人生のため」と言って承諾した。

退社の話を会社に伝えた。
心のどこかでは今の会社で希望の部署に異動したいと思っており、人事部にもこっそり相談したりしたが、公平を謳う弊社は動いてくれなかった。
直属の上司、部長、人事系担当の研究所の部長に順番に伝えた。
あー本当に転職するんだ。いやだなあ。と毎日泣いていた。でも私のキャリアプランのためだと思えば、頭は納得できた。ただ体が拒否反応を示していた。

私は今の会社の同期とも先輩ともさほど仲良くない。今思えば、会社を毛嫌いしてたために自分から心閉ざしていたんだろうな。
現職に留まりたい理由は、せいぜい福利厚生か立地か…
あとは運悪く課のメンバーは上司と私しかおらず、課長との会話以外誰とも話さず、毎日在宅。気が滅入る一方だった。

退社手続き一歩手前で人事系担当の研究所の部長が今年の10月に希望部署に異動できる手配をしてくれた。「もう一度考え直してみない？」
初めは何を今更おっしゃいます？と思ったが、段々今の会社に残りたい気持ちが強くなってきた。
あんなに嫌いだった会社なのに…
期限を延ばしに伸ばして4日体を壊し、泣きながら考えた。

結論、今の会社に残ることにした。
頭では転職した方がいいと思いつつ、大切な切り札(初めての転職)を今のこのタイミングで使っていいのか？離職率が高いあの会社に行って、また辞める未来が見える会社に行っていいのか？女性が働きにくい会社に行っていいのか？
実はここ1.2ヶ月で子どもが欲しい気持ちが高まっており、ライフプランも早めたいと思っていた。
まあそんないろんな言い訳を思い浮かべるくらいあまり惹かれてない会社だったんだと感じ、今の会社に残ることにした。

沢山の方に迷惑をかけ、傷つけた。
エージェントや上司、夫など、本当に沢山の方に頼り相談し、振り回してきた。
なぜこんなに優柔不断になっているのかと思うと、きっと新卒の会社選びに失敗した自覚があるためだ。2社ある中で、立地の観点だけで今の会社を選んだ。今思えば他方の方が将来性も働きやすさも格上だったのに。
それに関して何度後悔し、泣いてきた。だから人生の選択にとても悩むようになっているのだと思う。

転職活動は1年もやるものではない。(普通はやらない)
転職活動をしている人は本当にすごいな。

ただ幸せになりたいと思ってるだけなのに、なんでこんなに人生難しいの…と疲れ果てた今日でした。(今日ちょうど上司に現職に残ると伝えた)