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マレーシア出張記0

2年半ほど前から関わらせていただいている、クアラルンプールのコンサートホールのお仕事でマレーシアに行ってきた。頭の中が34度の常夏のまま帰ってきたから、まさかの気温3度の東京に戻ってきて身体がちょっとバグを起こしている。はやくマレーシアに帰りたいな。なんちゃって。

コロナのために入国審査が厳しくなっていて、事前に大量の書類の準備に追われた。じつは2回ほど入国審査でリジェクトされて現地の当局に電話し、リジェクトされた理由を聞くと「ワクチン証明書のフォーマットがだめ」。

手続きは渡航の2週間前までに済んでいないといけない規定なのだけど、電話でことの成り行きを説明したところ「入国審査のサイトで日時はランダムに選んでいいから、終わったら申請番号をメールで送って」とのこと。責任者と担当者2名分のお名前とメールアドレスをいただいておいて、申請後にメールを送信した。担当の方、例外対応ありがとうございます。。急いで区役所で準備したワクチン証明書でようやく3度目に入国許可が出て、出発の2日前くらいに晴れて渡航となった。

成田空港の朝早いフライトだったため、成田空港近くに前のりして宿泊。出張で同行させていただく84歳の大先輩N氏(なんと半世紀近い年齢差!)に大変美味な鰻をご馳走になった。

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鰻の肝吸いつき。奇跡的な美味しさ
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成田山新勝寺の参道。

フライト当日は早起きして、近くの成田山新勝寺に出張祈願のお参り。早朝の参道には登校中の学生がたくさんいて、お寺も参道も大変清々しくて、気持ちよかった。

さて、機内食に備えて空港のラウンジは軽めの温野菜に。

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機内食のカボチャ豆腐が美味しかった🎃

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近年はゴムの木より、ヤシ油産業が盛んとのこと🌴

マレーシア映画の『チョメル』という猫のお話を観たあと、『キング・リチャード』というヴィーナス・ウィリアムズとセレナ・ウィリアムズのお父さんの再現映画が佳境に入ったところで着陸。残りの20分は帰りの便のお楽しみ。

クアラルンプール国際空港ではまずPCR検査をし、結果が出るまでラウンジで3時間待機。自由にごはんをオーダーできる仕組みだったけれど、お腹がいっぱいで水だけにした。

土曜の到着。このところ現地のかたがたのメールへの反応が悪くて、出張が不毛に終わりやしないか心配していたところ、N氏の提案で「日曜にホテルで会議したい」とメール送信。月曜からのお仕事に備えて意見交換の場を設けた。もちろん週末に申し訳ない気持ちもあったけど、工事が終盤のため背に腹は変えられない。ちなみにこの事前MTGは後になって本当に役に立った。

無事に陰性が判明してロビーにようやく出ると、取引先のご夫婦がお迎えに来てくださっていた。

「『チョメル』という映画でbatik(バティック)という絵を施した布が出てきたのだけど、伝統工芸的なものですか」と聞くと、そうだよとのこと。

ホテルに着いた頃は23時過ぎ。さすがにお腹がすいた。84歳のN氏も、どこか食べに行こうと。(30代の私より元気!)

長期滞在型のハイアットハウス・クアラルンプール

荷物だけ部屋に上げてもらい、少し休んで街に出るも、コロナのため開いてるのはマクドナルドのテイクアウェイのみ。しかもN氏が支払おうとしたらサービス終了。わりと強めに抗議するも、ゲットできたのは私が購入した一人分のみ。ホテルでN氏と1人分をわけた。

つづく

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