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風の流れを生み出すお店

昨日から東京新宿のとある食堂へ入っている。
昨年の11月から2週刊の工期という猛ダッシュの店舗工事に携わり、そこからありえないような目まぐるしい現実の流れの中で今に至る。
まるで小説を読んでいるかのような物語の進展具合に、自分ごとでありながら人ごとにも感じてしまうほどの物事の展開の中で、あわよくば振り落とされそうなジャイアントスイングに必死でしがみついているかのようだ。

店舗デザインをしたうちらのボスの想像に、表面的な感捉え方や感想しか言えないような方にとってはもう訳がわからない世界観を見せつけられることになっている。

正直僕も当初はそのうちの1人だったけど、同じ時間を重ねていく中でそれは偶然でも、必然でもなんでもなくて、ただただあるがままのその姿の有り様が現実を作り上げていた。

インテリヤや内装イメージという店舗デザインが好きで、行くとこ行くとこの内装をまめるように見渡していた僕だったけど、そろそろデザインの斬新さにも飽きていたところで、一見したかっこよさや洗礼感は近日になって余計に感じる強さが増して来る中で、見事にそれらを一掃された今回の店舗には、お見事としか言いようのない言葉に置き換えにくいものがあった。

それらを少しづつでも言語化できるように綴っていければと思う。

それにしても、生きていく中で必要なお金というものは、良くも悪くも物事の展開と人の精神に大きく左右する切り離せない存在として、あまりにも近くあまりにも遠いなんとも言えない役割を担ってくれている。


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