好きなことを仕事にするための挑戦と考察
本に関わる仕事をしていたことがある。
本が好きで、気づいたら本を読んでいるような人間だったから、天職に違いないと思っていた。
でもある日、本を読んでいて、
仕事のために本を読みたくないな、と思った。
というより、仕事のために本を読むと、
あとからこの部分がよかったと伝えなきゃ、とメモしたり
いい部分はどこだろう‥
と探してしまい、本を読むことが途端に息苦しいものになった。
没入感も減ってしまった。
その時に思った。
わたしは本の世界に浸り、考え、思ったりすることが好きなのだと。
伝えることが前提となった本を読むことに楽しさを感じない‥。
きっと、世の中には、分解して面白いことと、そのまま受け取りたいことがあるんじゃないか、と考えたりした。
多分本は、わたしにとって後者の物で
分解して面白いことではなかったのかもしれない。
突き詰めていくことの面白さってなんだろう‥。
じゃあ、分解して面白いことってなんなんだ?
難しく考えすぎなのはわかってる。
好きなことを仕事にする、というのは、案外難しい。
ただの考察の一つに過ぎない。
という、メモ程度の日記。
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