【く】▷クヨクヨしない「いろはにほへと」とヘンテコ凛な私
人生後半の日々を心地よく過ごすためのちょっとしたコツを「いろは」の47文字の中に拾ってみました。
【クヨクヨしない】
自己紹介にも書いてあるが、小さい頃の私は、クヨクヨの天才だった。
授業中、たま~に手を上げると、待ってましたとばかりに先生に指名される。
おそるおそる立ち上がった時点で、心臓バクバク♡
やっとの思いでひと言発すると、
「声、小さくて聞こえませぇ~ん」のクラスメイトの声の嵐。
手なんか上げるんじゃなかった・・・と、クヨクヨ
一番落ち込んだのは体育!
跳び箱には必ずお尻を打ち付けるし、鉄棒の逆上がりは、一度だって出来たことがない。
逆立ちなんて、とんでもない。
バレーボールを顔で受けたことだって何度もある。
何でみんなみたいに出来ないんだろう・・・と、クヨクヨ
でも、この年まで生きてみてわかった。
ヒトには、向き不向きってぇのがあるんだ!
大人になって跳び箱飛べなくて困ったコトなんて一度もないし、
逆立ちしてみて、なんて誰かに言われたこともない。
反対に「逆上がり、一度も成功したことがないんですよ」などと、うちとけるためにネタに使うこともたまにある。
運動音痴は相変わらずで、この前も、階段も踏み外し、ほほを思いっきり打った。
ほほに青あざが出来たけど、マスクの時代で良かった。
なぜ、とっさに手が出ないのか!と思ったけど、まぁ手を付いて骨折するよりは良かった。
マイナス面より、良かったところを探してみよう!
探せば絶対あるはず、1個ぐらいはネ。
プラス思考って、究極のマイナス思考だって何かで読んだ気がする。
一番悪い状況を思い描ければ、それに比べれば良かったじゃないのって自分に言ってあげられる。
反省して、同じ失敗を繰り返さないことは大切なこと。
だけど、人はヒト、自分はジブン。
比べる必要もどこにもない。
下を向いてないで、顔をあげて真っ直ぐ前を見る。
さらに上を向いて、空を見上げる。(太陽が苦手なら夜空でもOK)
自分があの空(星)の上にいるとして、あの場所からジブンを見下ろして見ると、メチャ小さい。
そう考えると、心ん中を占領している悩みも、幾分軽く感じる。
ついでに悩みも、あっちに置いてくるといい。
本音で言えば、ついついため息をついてしまう私だから、小さい雲みたいにその辺に漂っているため息をフーッと自分で吹き飛ばし、空に手を伸ばし、あそこから見ている自分を想像する。
これが、クヨクヨしたくない私の、気持ちの切り替え方。
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