ただただうれしい日

ただただしあわせ。

あなたをかんじて。

首もとにかんじる体温。

抱き合うじかん。

ずっとずっとずっとこうしたかった。

やっと1つに重なった。


まるで自ら熱を発熱する
大地のように、

わたしの身体は放熱しはじめて、

わたしの身体の細胞ぜんぶが悦んでいた。

あなたを包み込んでしまいたかった。

あなたの手に触れられたわたしの肌は、
その部分からよろこびはじめ、

わたしの肌の上で、
線をなぞるあなたの唇を感じて、

あなたのぬくもりを
感じることだけに
わたしのすべての意識が向いていた。

抱きつかずにはやっぱりいられないのよ。

あなたは、キスはダメと言っていたけれど、

こんなに身体が密着して、触れ合って、
あなたの脚は私の内側へと入ろうとしていて、

言葉と身体が矛盾してた。

「このまま止めなくていいの?」
そうやってまた聴くあなた。

どうして止める必要があるの。

引戸を外した押入れに、
押し付けられたわたしの身体は、

この時間を楽しんでいた。

流れるまま、二人は椅子の方へ。

わたしの身体の中でもっとも
神聖な場所に、
あなたの手がのびて、

ほとばしる愛を
自分の内側から感じていた。

あなたの身体の一部が、
私の一部になったとき、

ただただ幸せを感じていた。

また何度も思い出しては、
その時間にふける。

そのたびに、しあわせを感じているの。

#20190622 #昨晩 #日記 #はじまりの

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