神様へ、蔵前散歩と木戸を閉めてから

どうか、この気持ちを
お導きください。

私はどうしたらよいの?

あなたは、意気揚々と未来の夢のことを話してくれる。

22歳のあなた。

これからたくさんの出逢いもあるよね。

いろんな夢を持っているよね。

私は立ち尽くして動けない。
帰り道。
夫が待っている。

自分の年齢と、
あなたにはっきりと恋愛対象でないと言われてから

でもどうして朝も昼も夜も一緒なの?
一緒にあなたと毎日四六時中過ごしている、
私の気持ちを、あなたは想像できないよね。

こんなにたのしくいられて、
たくさんのことをシェアして、
感じて共感しあえているのに、
同じ夢に向かってこんなにも一緒にいるのに、

今日も一日中、あなたと一緒に過ごしていたけれど、

毎日、バイバイって、
電車でサヨナラする。

わたしは代々木上原に住みたいのって、
あなたは言う。

Imaちゃんは、どこにすみたいの?って、
あなたは純粋に聴いてきたけれど、

わたしはあたなと一緒に住みたいのよ。

ずーっとずーっとそう思ってきた。

その日がくること信じて。

顔にできたシワと鏡に写る自分の顔を憂いて

自分が、あなたにとって特別な存在になれていないことを、
心から悲しむ。

38歳という年齢に、
なすすべのない空虚感を覚える。

愛はすべてを越えられるなら、
わたしはどうしたらよいのでしょうか。

こんなに一緒にいるのに、

よりかかりたい。
抱きしめてもらいたい。身体を寄せたい。
あなたに、近づきたい。

教えてください。かみさま。
あなたに愛されたい。

事務所に戻って、
木戸を閉めたら、
なんでガラス戸の方じゃないの?ってあなたは、わたしに聞く。

どうしてそんなことを聞いてくるのか、
わたしには理解できなかった。

あなたは、わたしをどう感じとっているの。

蔵前で入ったカフェ、
檜の組子のコースター、
浅草橋から蔵前まで散歩して、

いろんなお店を見て回って、
刺激を受けたね。

こんなオフィスがいいね、
この空間はいいよね、

こんなやり方だったら、
ステキだよねって。

わたしたちのライフワークについて
話せば切りがないほど。

理解しあっているのに。

一日中、隣にいてくれる
あなたの存在は、
表す言葉が見つからない関係性。

夕飯はブリのチャーハンを作って、
マグロの話をずっとしてくれたあなた。
いろんなことの関心が似ているよね。

2人の形は、今どんなカタチをしているの?

あなたと美しいバイブレーションを
放ってゆきたい。

美しい物語を。、

#神様へ #代々木上原 #日記

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