強くならなくていい格闘ゲームの“遊び方“

はじめに

この文章は誰向けでもないので、支離滅裂だし、人に読んでもらおうって気の文章じゃないです。鬱憤晴らし程度のものなので、意味不明なことがあったらお父さん、お母さん、お友達、近所の格ゲーマーに聞いてね。

ここのところ格闘ゲーム界隈でnoteでのお気持ち表明が流行っているらしい。
弟子を破門したり、難しすぎて引退したり。
それ自体は仕方ないし、合う合わないっていうのはあるので全然良いと思う。(ちなみに私はFF14が全く肌に合わない、悲しい)

この2つとも本質的には「格闘ゲームを強くなることが辛い」という問題だと読み解きました。RPGみたいにやってればレベルが上がるわけでもなく、最初っから初心者狩り(初心者)みたいな才能を持った猛者(初心者)と戦わされるわけで、辛くないわけがないんですよね。
なんで辛くならない格闘ゲームの楽しみ方です。
私が格闘ゲームを始めた時にどうやって遊んでたかっていう怪文書です。
「へぇ、こんな遊び方してる人もいるんだね」と思っていただければ幸いです。

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ごっこ遊び

私の最初の格闘ゲームはメルブラかギルティギアか同時くらいにちょこちょこ触った感じでした。小二病〜厨二病の間を彷徨って七夜志貴が好きだったし、ワラキアもファウストも好き、アクセルなんて今は時止められるんだぜ!かっこいい!
ただここで問題が一つ、全くキャラクターの言ってることがわからん!のです。
これはアーケードゲーム全般の問題だと思うんですが、何言ってるのかわからないんですよね。
そこで私は勝手にキャラクターを考えて頭の中にあるストーリーの登場人物にして、その順番通りにCPUと戦わせようと思い立ちました。技の考察とかして楽しませていただきました。今はもう恥ずかしく、想像力が欠如しちゃって出来なくなりました。
当時はBLEACHも流行ってたのでBLEACHのifストーリー妄想とかしてましたね、夢女子かな。
友達から借りた仮面ライダーの3D格ゲーとかもやったなぁ。

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キャラクターデザインを借りて自分でストーリー考える遊びにしたわけですね。ちなみに、同じ遊び方はACでもやってましたし、バーチャロンでもやってました。楽しかったです。

この遊び方の問題は「時流にあってない」「歳を重ねると難しい」という点ですね。
今は「ゲームはゲームとして遊ぶ」時代になり、主人公はゲームのキャラクターからプレイヤー自身に転換されました。それゆえに、SNSと相性が悪い遊び方の一つになります。
自分一人で考えて自分一人でニヤニヤして楽しむ遊びですね。
歳を重ねると難しい点に関しては、主観的な意見です。小学生の時にできていたことがアラサーになってできなくなってしまいました。もっと子供の頃の純粋な心を取り戻したい。

プロゲーマーになりきる遊び

「ごっこ遊び」に関しては、ゲームのストーリーを考える遊びでした。こっちは「俺は格ゲー漫画の主人公だ…」と思い込むもっと痛々しい遊びです。こっちはいまだによくやります。
プロプレイヤーを追う遊び、ボードゲームとかTRPG的な遊びとも言えます。
漫画「ウメハラ」や「ハイスコアガール」みたいに、凡庸な自分を脱却するべくとりあえず格ゲーをやって自己肯定感を高める遊びです。
この遊びのいいところは実際に上達が伴うところ。
「格闘ゲームを始める→ライバルに負ける→特訓する→ライバルといい勝負ができるようになる」みたいな一連の流れができれば最高です。
実はこれは格闘ゲームにしかできない遊び方で、たとえばAPEXだと対戦は57人の他人という見方しかできないので誰が勝っても興味が湧かず、自分以外の登場人物に目が向くことがなくなります。次のマッチに同じ奴がいることもまぁ、ないでしょう。いてもわからん……

格闘ゲームは“人口が少ないこともあって”同じ人と何度か戦うような出来事が往々にして起こります。あいつまたこの時間にロビーにおるぞみたいな。
同じ大会とかに何度も出られた最高です。こいつまた大会でてる。そうやって顔を覚えていくと勝ち負け以前に“あいつ”がどんな人だかわかってきて、勝手にライバル認定して、勝手に倒すために自分で修行すればいいわけですね。そうしていると、自然と相手も自分のことを覚えてくれるでしょう。

ライバル認定したやつと仲良くなったら次はライバルと協力してより強い敵に立ち向かいたいですね。お互いを研鑽してみたり、大会でバチってみたりしましょう。

実際の話として、会社の上司がプロゲーマーの同級生だったという友人がいたりエアコンの取り付けに来てくれた業者がアクセル使いだったとか小学校の頃の名前も忘れたけどゲームが強かったことだけ覚えていたやつとゲーセンで再開格ゲーやってたら10年ぶりに話しかけてくれたという実体験もあります。
幸か不幸か“人口が少ない”というのがこういった運命力を生んでいる気がしてます。

主人公が成長するおすすめの格ゲー漫画は圧倒的ゲーミングうちゅうじんなのでみんな読もうよ

キャラクターを自由に動かそう

ゲームというのは大技が制限なく出せるとそれだけで気持ちが良くなります。レヴナントのQを撃ちまくりたい?オーメンで無限にワープしてにしてもっとかっこよく戦いたい?
それ、格闘ゲームならできちゃいます。
すごい弾幕をはるキャラクターもいれば、ワープに次ぐワープで相手を翻弄させるような戦い方ができる奴もいます。ほとんどの技が「消費MPなしの撃ち放題」です。格闘ゲームの楽しさの本質は撃ちたい時に撃ちたい技が撃てる事ですわ。
これってめちゃくちゃ楽しいです。理想の勝ち方を突き詰めていけるわけですから。クールタイムとかも超早いです。1秒あればもう、3回は🐬TOTSUGEKI🐬できます。こんなに楽しいことはない。
さぁ、トレーニングモードに篭って理想の闘い方やら理想の技をみつけましょう!

プレイヤーを応援する

最後はプレイヤーではなく、動画勢的な楽しみ方です。
何も動画勢が絶対ゲームをプレイしないといけないとか、キャラのバランスに文句を言う必要はないわけです。プレイヤー同士にある物語を体験しましょう。
たとえば、鉄拳7パキスタンの変。
EVO2019で優勝したパキスタンから来た謎の強豪Arslan Ash氏の話は本当に面白いし、
ときどVS Punkの戦いもそれ以前の展開を知っていると面白いです。


あとは都市伝説系
2winと書いてあると思ったらゲームのオーバーフローで256+2連勝だった
とか
3onの大会で一人で出場して無敗で優勝
とか。
私の無知もあると思うんですが、格闘ゲーム以外でこういう話ってあんまり聞いたことがないんですね。たまにSTGとか音ゲーとかで聞くけど、現在のメインストリームであるFPSやMOBAではほとんど聞いたことがないので、ぜひそういうのあったら教えてください。
あ!壁抜きで全員倒すやつはすごかった!ずるいじゃん!

まとめ

以上、痛い痛い怪文書でした。アクセル使いの人が見てたら怖いです。そっとしておいてください。
個人的にはプロゲーマーごっこがかなり好きで、「真にやつの実力を知っているのは俺だけだ……」とかアオイホノオの島本和彦みたいなことをしてます。ごめんなさい。某プロゲーマーの方、マジでごめんなさい。

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そんなこんなでゲームなんて合う合わないがあるので、好きな時にやめて好きな時に遊べばいいと思います。
「格闘ゲームなんてクソゲーやるバカはいねぇよ!!!」でいいと思ってます。彼女が犬と家電を持って出て行っちゃうからね。
俺もFF14とかいうやつは二度とやらないからな!!!!!!(本当は寂しいけど)

おわり


追記

3onって書いてあるけど某伝説は5onでした。

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