おっさんであるというコンテンツ上のハンデ。その他クソ雑談

ごきげんよう、渡葉です。noteの更新頻度がめっきり落ちてしばらく経ちました。もうね、疲れてんねん。今週2回も会社行っちゃったし。

今回は特に形式ばった事はせず、YouTubeの雑談配信のノリで思いついたことを適当に書いてみようと思います。

いやそれこそYouTubeでやれって話かもしれないんですが。絶対そんなの誰も見ないだろ。生活感のある男の雑談なんて誰が見るんだよ。いや、それを求められる人がいることは知ってますよ。でも俺は明らかにそうじゃないだろ。

これで俺が萌え声生主だったら話は違ってくるんだけどさあ、もうオッサンである時点で、コンテンツとしてはハンデなのよ。

まったく同じ面白さの男と女がいたら、「おもしれー男」より「おもしれー女」のほうが数字は取れるでしょ。世の中ってそうだから。ちょっと最初はそのへんの話からダラダラしていこうか。


おっさんであるというコンテンツ上のハンデ

あくまで主観であるという前提で適当に聞いてほしいんだけどさ、「性的な嗜好を無視して考えた場合、女性のほうが好かれる」ってあるある現象だと思わない?

別に性的な消費をするコンテンツではない、普通のものを普通に見る場合、男性は女性を好むし、女性も女性を好むイメージがある。生理的な安心感とでもいうのかな。

もちろん、もちろん例外がいくらでもいる事は知っていますよ? 女性で「いや女なんか好んで見たくねえし。イケボと筋肉だけでいいし」って人もたくさん知っています。男だって「女性は怖いから男同士が楽」っていう人も多いです。でもなんか感覚的に、大勢はそうじゃない気がするというか。

昔「女性は、すべての男性のことが、うっすらと嫌いです」というツイートを見て、いや主語デケェなと思いつつ「一理あるな」と。

直感的なものだけどさ、今まで接してきた人たちからもそういう空気を感じていた。「うっすらと」という表現が、かなり現実的なものを感じる。男と相対する場合、まず「警戒」から入る人が多い。

俺は大学時代から20代終わりくらいまで、女性の友人が多かったというか、女性のコミュニティに一人で混ざっている男だったんですが、それはモテていたからではなく、逆で、男らしさがゼロすぎて一切モテないからだったんですよ。警戒する必要がなさすぎる。

チビでガリガリで小学生みたいなツラをしていた上に、当時は42キロという体重も公表していたため「いざとなったらフィジカルで勝てる」と判断されたのでしょう。するとまあ、みんな仲良くしてくれる事してくれる事。何度「友人として好き」と言われたかわかりません。「変な意味じゃないから安心して!」と寄ってたかって距離を詰められた。

まじで男らしさなんて無いほうが、男女問わず友人は増えるんじゃないだろうか。まあ逆に、それをやると恋人は絶対にできないので、世の男性諸氏にオススメしたりはしませんが。

で、話を戻すと、結局のところ「男性性」って男女両方からあんまりウケが良くないんじゃないかな、という仮説になるわけ。性的な需要を考えないコンテンツの場合ですけどね。その場合って、ベクトル的には恋人としてより友人としての魅力を問われることになると思うので。

実際のところ俺も、たとえばYouTubeで見ている男性のコンテンツなんてオモコロとピエ郎だけだからね。

まあ、オモコロを性的消費している勢の存在も知ってはいますよ。性的なものを別としても、あのおじさん達でキャラ萌えしてる人はたくさんいる。でもあれって、前提として彼らが超優秀なオモロ人(おもろびと)で、名の売れたインフルエンサーであるという影響が少なからずあるのでは、と思っている。能力ありきの愛嬌なんだよ。

あのくらい面白くないとコンテンツとして成立しないんだよ、おっさんって。俺もずっとネットで数字を求めてきたけど、女の子には勝てないなって。いやまあ最初から最後まで主観の話ですけど。


"男がわからない"事に危機感を覚える

ところで主観の話を続けるんだけどさ、俺は男の「男性性」に魅力をまったく感じることができないので、クリエイターとして危機感をおぼえている。

もちろん仕事で男キャラを担当した経験もそこそこあります。ちゃんと評判もいいです。でもそれは感性じゃなくて理屈で書いているのは否めないし、どちらかというと、信念とか人間性とか物語とか、汎用的なところで魅力を描いている。男性萌えの芯をとらえられない。サービスができない。

自分が男であること、は理由にならないと思っている。特にオタクは、男であってもきちんと「男性性に萌えられる」人が一定数いるのだ。

大学時代の友人に、西川貴教の重めのファンがいた。写真集も買っていたようだ。当然、セクシーショットみたいなのも多数あって、そこに魅力を感じていたわけです。でも本人は、性的嗜好としては女性が好きなのだそうです。

俺は筋肉とかの「雄臭さ」もわりと敬遠しがちなんだけど、けっこう男性にも人気のあるジャンルだったりする。別に性的嗜好とか関係なく、魅力は理解できるという人が多い。でも俺には、それがビタ一文わからない。なんか感性が極端なのだ。

いや、好きな男キャラがいないワケじゃないんです。夏油様とかイコさんとか。でもそれは性的魅力とは無関係だ。キャラとして好きなだけだ。

このへんを理解できないと、一歩前に進めない気がするんだよなあ。とはいえ矯正できるもんなのかというと分からないし、矯正できたとして、なんかプライベートが歪みそうな気がする。困ったもんですね。


嫉妬は自分に自信がある証拠

別の話をしよう。最近、なんか上司が入れ替わったりして、人の自己紹介を聞く機会が多かった。会社でそういうことをすると、大抵の人が見せてくるものがある。ペットの写真と、そして家族の写真だ。

これがまあ、結構な確率で子供の写真を見せてくる。もちろん、子供がいるなら見せたくなる気持ちはわかる。子供ってかわいいし。しかし、こんなに誰も彼も子供がいるもんなのか。少子化なんて嘘のようだ。

肌感として、偉い人ほど子供を見せてくる。家族が生きがいです、っていうのを前面に出してくる。やっぱ収入なのかなあ。わりと、年齢は問わない。若い上司でも、年上の上司でも、同じ感じで出してくる。

別に悪いことじゃないし、むしろ国としては良いことずくめなんだが、そういう家族第一って価値観を偉い人同士で共有して「当たり前」にしてる感じが気持ち悪いな、って感想をこっそり持っている。

俺は正社員ですらないし、パートナーもいない限界独身男性なので、まあそのへん嫉妬というか、合わないものを感じるのは普通だよね。これは当然のことだと思うし、自分で受け入れるべきだ。生きにくいのはまあまあ困るんだけども。

で、そこで気づいたのだが。俺、去年はこんなに嫉妬していなかった。

去年の俺は、メンタルも死んでたし、部署が移って仕事もはかどらなかった。独り身どころか、実家住まいの子供部屋おじさんで、自らを矮小な存在と考え、周囲は明らかに「上」であるとして接していた。だから周りの人生が上手くいっていても、それは「当たり前」だったのだ。

ところが、いざ独り立ちして、一人でも生活できるとわかってきて、おまけに去年よりはまあまあ大きな仕事をして、それが上手い事いったもんだから、今はちょっと増長している。すると「満たされない」気持ちがムクムクと増えていくのだ。まるで自分が、自らの価値を急に認識したかのように。「俺はもっと幸せでいいはずだ」と思っているのだ。

えー。これは、どっちの方がいいんだろうか。メンタル的には、今の方が健康だ。しかし普通に、憎たらしいイヤなヤツになっている。

そもそも俺はメンヘラで3年くらい人生棒に振っているし、会社をドロップアウトして、底辺から今の仕事をリスタートしている。キャリアとか生涯年収でいったら、残念ながら負け組確定だ。だからもうちょっと謙虚でいいのかも、という考えもある。

でも明らかに今のほうが人生楽しいし、この自信を失ったらもう終わりだな、と思う。嫉妬とかして嫌な気持ちになることもあるけど、それは自分が自分を許せている証拠だと思ったほうがいいんだろう。

ぶっちゃけにぶっちゃけると彼女とか欲しいけど、マジでいい年したおじさんなので控えておく。絶対ロクな目にあわない。能力は成長したけど人間性はカスのままなので、相手も幸せにならない。あと相変わらず男性性がゼロなのでモテる要素がない。

これからも健康に自己肯定して、そして、健康に他人を嫉妬して生きていこう。我は七大罪のひとつ、嫉妬を司りし悪魔なり。


いいかげんポケモンをはじめます

というか今日はせっかく買ったポケモンスカーレットをやろうと思ったのに、どうしてこんな駄文を書いているのか。

ちょっと疲れていて、新しいゲームを始めるエンジンがかからないんだよね。なんかキャラメイクが凄すぎて時間かかるらしいので、2時間はかける覚悟で始めたいと思います。俺は、理想の女の子になることに余念がない。

だったらバ美肉でもしろよ、って言われそうだけど、おれは"偽物"には正直興味がないんだよね。こんなに女性という性別に執着するのに、ネカマもやったことがない。

一度だけ、ブログに女体化前提の日記を書いたことがある。恥ずかしくてもう見返せない。仕事で一番疲れているタイミングだったと記憶している。その直後、メンヘラで会社を休んだ。

だからまあ、ポケモンの世界で女の子として生きるくらいが丁度いいよ。身の丈にあっているよ。今回もピンク髪のメスガキギャルを作って、世界を堕としていこうな。

それじゃまた。次回はまともな記事でお会いしましょう。

剣盾の時の主人公

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