昭和DTMオヤジの無料でミックス&マスタリング日記(その2)[ ダイナミクス系:前半]
性能とCPUの負荷も考慮した「FreeVST」選び
FreeのVSTは「山のようにあり」片っ端に入れて試すと数か月かかりそうなので、ブログやYoutubeで「おすすめFreeVST」を一通りみて良さそうなものを選出し「MPC Beats」へ設置し試していく戦法で行きました。ここで理解したのが各パート音源トラックに設置するものと、ミックスした後に設置するものは分けた方が良いという事。というのも、多機能・高性能のVSTはCPUの負荷が当然多く、各トラックに高性能のものを設置したら遅延どころかまともに演奏されない自体になるのです。
人間の耳はいい加減「数値表示」がおすすめ
前日最良とおもったミックスを翌日聴いたら違って聴こえたという経験はありませんか?おもしろいもので大音量で長時間音を聴き続けると人間の耳は自然と「リミッター」が掛かってしまい正確な音量バランス調整ができなくなるのです。よってモニターする音量はあまり「大きな音」でしない方が得策。あと「操作ツマミ」だけのものは「どのくらい設定したか?圧縮したか?」わかりませんので「レベルメーター」付きでツマミの設定数が「数値表示」するものがモアベタです。
トラック用は「OTT」と「LoudMax」を選定
上記の条件に当てはまるコンプレッサーは高中低わけて圧縮調整できる「OTT」に落ち着きました。圧縮を強めればその音域の音量が小さくなるので簡易的な3バンドEQになり、何より「ツマミが少なく」操作が簡単。万が一音量が突出した場合に備えリミッター兼マキシマイザー「LoudMax」も併用しています。こちらもツマミが少なくカットした音量がメータで分かり簡単操作で音量の粒が揃えられます。あと臨機応変で更に「MPC Beats」搭載のEQで調整をしています。
今日のひとこと
「FreeVST」は評判がよくCPU負荷が少なくかつ、数値表示やレベルメーターがあるものがベスト。「OTT」と「LoudMax」はお気に入りです。(*´ω`*)(次回へ続く)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?