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昭和DTMオヤジの無料でミックス&マスタリング日記(その3)[ ダイナミクス系:後半]

「トラック」と「マスター」用のコンプは分ける

前回ご紹介した「OTT」と「LoudMax」は各パートに使用する「トラック系」の ダイナミクスエフェクターで、ミキシングした「マスタートラック」には使用していません。「LoudMax」は使えなくもないですが、最後の〆の作業なのでできれば「高性能」のVSTで「音圧」を上げ、ピークオーバーはきっちり「リミット」したいところ。色々試して操作が簡単で定評がある無料「FRONTIER」は非常に良かったのですが、私のパソコンでは負荷が高かったのか?稀に音がプツプツとなったので泣く泣く断念しました。

「limiter No6」圧縮調整「Unlimited」で測定

前回述べたように「 ダイナミクス系」は耳だよりだけでは調整は不可能なので、レベルメーター、数値表示は必須。色々試して、マスター用コンプ「limiter No6」で「音圧調整」し、体感音量を示す「LUFS」を測定しながらピークオーバーを防げるリミッター「Unlimited」の構成で現状落ち着いてます。80年代シンセポップは同時に演奏される音源は少なく軽いので、ラウドネス値平均が「-12dB」に近くなるよう「limiter No6」の好みのプリセットを選び入力音量だけを調整する感じで行ってます。

今日のまとめ

マスターコンプは「FRONTIER」が操作簡単で気に入りましたがPCスペック不足で使用を断念。代替として「limiter No6」を選択。一見操作難しそうですがプリセットを既定に入力調整するだけで綺麗に仕上がります。軽さが特徴のシンセポップは「過度な圧縮」は禁物。ラウドネス値は最大平均が「-12dB」を越えないよう調整中。(*´ω`*)

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