アサシン クリード - 軽視される奇妙なパイオニア

プレイ環境 : XBox360(その他互換機能、PS3やWindowsでプレイ可能)

カナヅチ度 : ★★★★☆
なんのために存在するのか分かんない集めもの度 : ★★★★★

どんなシリーズ作品にも存在するものがある。それはシリーズ化のきっかけとなる最初の作品だ。
そしてシリーズ最初の作品というものは、得てして神格化の対象になりやすい。
一度ならず二度三度リメイクされたり、新ハードが出るたびに出し直されたり。
では、このアサシンクリードシリーズ最初の作品はどうだろうか。なんと、リメイクはおろか移植もされていないのである。
理由はシンプルで……今遊んでもアサシンクリードはたいして面白くないのだ。正確に言うと、後作ほど面白くない。
理由は非常に単調なゲームデザインにある。
戦闘はカウンター狙い以外することないし(これはエツィオサーガにも受け継がれる欠点)レベルデザインも平坦でやることが変わらない。また後作にあるようなパズルも存在せず、頭を悩まされる楽しみもない。あるのはなんのためにあるのかわからん集めものだけ。確かにその存在意義に頭を悩まされるが……
あとゲーム開始時はフル装備で、その後装備を奪われると言うのもいただけない。頑張って装備を取り戻しても結局元に戻っただけでやりきれない。

若き日のカナヅチ(風評被害)アルタイルの勇姿を楽しみたい人以外にはオススメできないなぁ。と言うのが正直なところ。
加えて遊んだのが昔過ぎて細かい感想が出てこなかった。

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