野々原茜さんと北沢志保さん

 本日12月3日は、地球を生きるすべての人にとって祝福すべき日である。なぜなら、765プロ所属アイドル、さんのお誕生日だからだ。

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お誕生日おめでとうの絵。先に描いた1コマ目のクオリティがあからさまに低い

 野々原茜さんはすごい。うざかわキャラとして縦横無尽に暴れて好き勝手やるかと思いきや、しっかり周りを見て気遣っているからだ。一見ふざけているように見えて決めるべきときに決める、そんな2.5枚目のキャラクターは人気が出ると相場が決まっている。
 あとトラブルにぶち当たってしょんぼりしていても無理やり元気を出すところもいじらしくてかわいい。茜ちゃんは窮地でも輝くのだ。絶対島流しにするからね。

 そして、そんな野々原茜さんと縁が深いアイドルの1人が北沢志保さんだ。
 北沢志保さんは母子家庭で、母親に楽をさせようと中学生でも稼げるアイドルの道を選んだ、ストイックかつシリアスなアイドルだ。一見すると馬が合わなそうな二人だが、これがピタリと合うのである。

 この二人がどのように出会ったのか、どのように絆を深めていったのかについては長くなるので割愛する。ミリシタのコミュ(注1)や各種コミカライズを読むなどすれば分かることだ。
 ……ただ一つ言っておくのは、茜ちゃんのおふざけと自信満々な態度が志保を元気づけ、志保はそんな茜ちゃんに対し後輩として……そして劇場の仲間として、適当にあしらっているように見えても実は畏敬の念を抱いているということだ。

 ……んなこと文章で説明されても初見の読者はあかしほの素晴らしさについて全然分かんないと思うので、ちょっとSSを書いてみよう。

〜レッスン休憩中〜
茜「しほりんしほりん、事務所でお鍋するんだけど来ない?」
志保「鍋ですか……確かに最近寒くなりましたからね。いつやるんですか?」
茜「今日!レッスン終わったらだよ!」
志保「……今日!?告知が急すぎませんか!?」
茜「だって今日思いついたんだもん!善は急げって言うでしょ?」
志保「はぁ……茜さんは自由ですね。」
茜「いや〜それほどでも……それで予定はどう?来れそう?」
志保「まあ、今日なら大丈夫ですよ。でも次からはちゃんと……」
茜「ヤッター!絶対来てね!茜ちゃんとの約束だよ!!」
志保「なんて言うか、都合がいいですね……」

〜レッスン後〜
茜「あ!やっと来たねしほりん!茜ちゃん待ちくたびれちゃったよ〜!ホラホラ、早くこたつ入って!」
志保「待ちくたびれたって、同じレッスンをしてたんですから5分も待ってないでしょう。……こたつ、失礼しますね。ところで他の参加者は……?」
茜「え、いないよ?」
志保「えっ?」
茜「いや〜、しほりんとゆっくりお話がしたいな〜と思ってね♪それとも茜ちゃんだけじゃ寂しい?」
志保「そういうわけじゃないですけど……でもなんでわざわざ?」
茜「……しほりん、今年はいろんなお仕事したよね。」
志保「確かにそうですね。5月にはリフレインキスのお仕事もありましたし。」
茜「ね〜。……その時は、琴葉ちゃんとずいぶん仲良くしてたね?」
志保「あ、あれは別にそんなんじゃ……!演技の練習です!」
茜「いやいや、別に茜ちゃんは気にしてないよ?ただ……」
志保「ただ?」
茜「しほりんが茜ちゃんのコト、忘れちゃってないかにゃ〜って思って……」
志保「忘れるわけないじゃないですか。大体、去年だってクルリウタのお仕事を一緒にしたでしょう?」
茜「それはそう!……でもその後、オペラセリア煌輝座のお仕事では年上のオネーサンたちとずいぶん仲良くしてたよね……琴葉ちゃんとか!」
志保「……妬いてるんですか?」
茜「なんですと!?」
志保「ふふっ、茜さんも面白い人ですね。私に寂しいか聞いておいて、実の所寂しいのは自分の方だったなんて。」
茜「にゃーっ!!そ、そんなんじゃないモン!ただ今年はあんまり一緒にお仕事しなかったから、その分親交を深めようと思っただけで……!」
志保「茜さんって分かりやすいですよね。でもそういうの、嫌いじゃないですよ。……ほら、白菜が煮えてます。よそってあげますから、お椀取ってください。」
茜「あ!茜ちゃんがよそうよ!茜ちゃんの方がお姉ちゃんだからね!おたま貸して!」
志保「……残念ですけど、お姉さん力じゃ琴葉さんには勝てそうに無いですね。」
茜「ニャ!?うにゃ〜〜!!!」

 ……以上です。どう、お兄ちゃん?あかしほの素晴らしさについてわかった?(桃子)
 まあ初見の人はこんなん読むよりコミュ読んだ方が絶対いいので、駄文は忘れて今すぐミリシタをダウンロードしてプレイ開始してください。ミリシタって最高のゲームだから。

 あと補足しておくと、志保が14歳で161cmなのに対して茜ちゃんは15歳で150cm、高身長でクールな年下後輩をからかうウザかわ♡茜ちゃんという構図になるというのもいい。「しほりん」ってあだ名で呼んでるの良すぎる!二人とも猫好きなのもいい!

最高!

野々原茜さん、お誕生日おめでとうございます。これからも北沢志保さんと支えあって、アイドルの高みを目指してください。

以上です。


注1)メインコミュ15話、26話、「プラチナスターシアター ~Shooting Stars~」のイベコミュなど

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