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映像学科生、日記

昨日は嬉しくてたのしいことがたくさんあった

映像学科の必修で、グループで制作をする授業がある。今まで習った撮影技術や音響効果を駆使して、今回は30-60秒の短い作品を作ることになった

グループは全員で5人だけど、昨日は一人お休みで4人でがんばった

テーマは喜怒哀楽の中からひとつ。そのあとコンセプトを話し合って、ストーリーを作るみたいな形で始まった
前回の制作では、時間もまぁまぁあったけど一人の子が出した意見に「じゃあそれで」って言って進んでしまった。わたしは意見が出ないシーンとした空間も、それはそれでいいと思っている(みんなが考えているのであれば)けど、多分みんなはそうじゃないのかもと思った。それと、話し合いに慣れていないのかもしれないから、次回はわたしが積極的に話し合いを進めようと思っていた
ちょっと偉そうだけど、これまでの経験を活かす方が私のためにもみんなのためにもなると思うから

前回の反省を生かして、今回は議長兼書記みたいなことをしつつ、みんなと「話し合い」ができたように思う
もちろん高校の時みたいな、多くの人が意見を出せて、反対意見も出て、妥協点見つけたりそれによって最適解を生み出せるような話し合いが理想だけど、そんなのは2回目ではできっこないと思っている
理想は下げつつがんばる

まずはどんなものが思いつくか意見を聞いた
ありきたりな意見もあったし、それはおもろい!という意見も出た。

わたしが好きだったのは「山に向かって叫んだらやまびこの言葉が全然違うものになって帰ってくる」というシュチュエーションからの哀しみ、的なの。
結構おもしろいくて好きだなと思ったけど、どこに山あるの?編集が大変だよ、という意見が出たためなしになった。くやしい

ちゃんと話して、先生から言われた条件も含められるようなテーマにしないといけないよね、ということで「大好きなお菓子を食べられた裏切りに対する哀しみ」に決定

ここからどう手を加えて、更におもろいものにするかが私たちの腕の見せ所だった

カット割を考えたり、構図を考えたり、どういう映像が来れば面白いかを1から考えるのはとても難しい
たった1分程度の映像でも、構成には1時間以上かかるし、撮影1時間、編集30分、タイトル決めに30分と、たくさんの時間を要した。だから、北野武の『首』に構想30年かかるのもしょうがないな、って経験を通すとわかった
教授たちはみんな「撮影なんか映画の2割であって準備が8割、そこが一番大切なんだからそこに時間をかけろ」って言っている。だから、それでいいかって思った

慣れたらもう少し早くできるかもしれないけど

何度も撮り直して、カメラの動かし方を変えて比較した。たのしくて笑いの絶えない現場になった
撮影に使うために4つも同じお菓子を買ったのもおかしかった(うま〜)

できた作品は私たち的にはとっても満足のいくものになった。めちゃくちゃ面白いし、他の人たちは絶対につくらないと思う
先生たちからの講評が怖いくらい

制作のグループに、私が仲良くなりたい子とよく一緒にいる子が2人もいたので、流れで一緒に帰ることになった。
待ちに待ったあの子と話せるチャンス、アツすぎる。

昨日は人見知りを全力で消して、もう5回くらいは一緒に帰ってますよみたいな顔で話をした
話しにくい人だったらどうしようって思っていたけど、仲良い子たちだけじゃなくてちゃんと私の目をみて喋ってくれて、「いい子すぎー」って思った

インスタ交換しよって言ってくれて交換できたし、かなりアツかった
アツいしか言ってない。いやでも、嬉しさで言えば今月一だった

夜はうれしかったな〜ってことを考えながらレコードを流しつつ、ピノを食べた。星のピノはでなかったけど別にそれでよかった

いい日でした

240516

ありがとうございます。嬉しいです!