読書メモ言語化力

途中で力尽きたけどメモ。

■変化が起きるのが「いい言葉」
「価値」とは何か。それは「変化」の方向と距離だ。その行動、言葉、プロジェクトによって、何かが変わったか。どれだけ変わったか。それだけが価値だ。

【スタンスを決めよう】
質問1:自分が絶対曲げたくない価値観は、どんなものですか?
質問2:どんな社会であってほしいと思いますか?

■言語化の段取り
0:スタンスを決める
1:本質をつかむ
2:感情を見つめる
3:言葉を整える

1:本質をつかむその問題や議論の本質をつかむ作業だ。いわゆる「抽象化」と言われることもある。その問題で議論されていることは一体なんなのか、表面的に現れている現象を追いかけるのではなく、現象が起きてしまっている構造を大づかみにしないといけない。

抽象化のやり方
・固有名詞を省いて
・時系列も無視して
・行為と現象と関係性だけを抜き出す

映画スパイダーマンのストーリーの抽象化
主人公(スパイダーマン)は、大切な人生の規範になるべき存在(アイアンマン)を失って孤独である。彼は嘘を操る敵(ミステリオ)と戦い、打ち破る。その過程で、それまでの人生の規範であったヒーロー(アイアンマン)とは違う、自分が目指すべきヒーロー像を発見する。それはこれまでの自己犠牲によって世界を救うヒーローではなく、自分の人生の楽しみ(彼女とのデートやクラスメートとの旅行、家族との関係)と、世界を救うこと(アベンジャーズとしての活動)を両立しようとする道だ。

2:感情を見つめる
問題の本質をつかむ。これは主観や自分自身を排除して、問題に対して徹底的に客観的になることだ。 その次は、逆に思いっきり自分に目を向けてみることが必要だ。自分の意志・感情・意見がない言葉をどれだけ紡いだところで、そこには何の意味もない。人はそんな言葉に心を動かされることはない。人の心を動かすのはいつだって解説ではなく、感情だ。このステップは最もシンプルで簡単な作業だ。 問題の本質をつかんだら、それを自分のスタンスと照らし合わせる。その上で、そのことに対して、自分がどんな感情を持ったかを丁寧にすくい上げるのだ。
次にやらないといけないことは、自分がその感情を抱いた理由を考えることだ。なぜ? と自分自身に問いかけ続ける。なぜそう思ったのか? ここで自分自身が納得できる、腑に落ちる答えが見つかるまで徹底的になぜ? を繰り返す。

3:言葉を整える
ここまでに大まかな作業は完了しており、言葉を整えるのは料理に例えるな最後にお皿に盛りつける程度のイメージだ。
「スタンスを決める」=どんな料理を作るか決める
「問題の本質をつかむ」=食材を決める
「自分の感情を見つめる」=調理加工する
「言葉を整える」=最後にお皿に盛り付ける

言い方を丁寧にする
ネガティブをポジティブに言い換える
自分の責任する
可能性を残す

相手に残したい印象によって、別の視点から言い換えたりちょっと言葉の順番を入れ替えることで同じ現象でも、全く違う印象を相手に与えることができる。

■言葉の因数分解で自分を見つめなおす



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