まだ間に合う!ChatGPT Plus(有料版)でできること総まとめ【未加入者必見】
ChatGPT は何でもできるからこそ、結局何ができるのかは曖昧…という方も多いのではないでしょうか?
今回は、改めてChatGPT Plus(GPT-4)で何ができるのか、集めた情報を一覧にしてまとめていきます。
ちなみに、ただのAIオタク学生である筆者には利用料月額20ドルが痛く、まだ加入に踏み込めていません。
月20ドル以上の価値とも言われるその実態はいかなるものか?一緒に見ていきましょう。
まずは確認!ChatGPT無料版と有料版の違い5つ
ChatGPTの無料版と有料版の違いをサクッと確認していきます。まず基本的な違いは以下の5つが挙げられます。
■名称
:無料版『ChatGPT』、有料版は『ChatGPT Plus』
■モデル
:無料版はGPT-3.5、有料版はGPT-4。学習データの網羅性に差があり、言語理解、回答の正確性・精度などが異なります。
■利用料金
:有料版は月額20ドル
■一度に入出力できる最大トークン数(文字数)
:無料版は約4,096トークン(日本語で8,000~1.2万文字程度)。有料版は約3万トークン(日本語で1万〜2.5万字程度)
■マルチモーダル
:無料版はテキストと音声(モバイルアプリのみ)にのみ対応。有料版はテキスト、音声に加え、画像、PDFやCSVなどのデータファイルを認識・生成でき、プログラミングコードの生成・実行も可能。
「マルチモーダル」はこのように、複数の種類の情報(テキスト+画像、データ+コードなど)を同時に処理できることを示します。
これらの他、有料版にのみ備わっている機能もありますので続けて確認していきましょう。
ChatGPT Plus(有料版)でしか使えない機能
ChatGPT Plusでしか使えない機能もサクッと確認していきます。
インターネット接続
画像生成(DALL-E3)
プラグイン(拡張機能)
GPTs
順番に見ていきます。
❶インターネット接続
まず前提として、ChatGPTは基本的にはインターネットに接続されていません。そのため最新情報には対応しておらず、既に学習している限られた情報しか答えられません。
ただし、有料版ではインターネットに接続可能になります。これにより、例えば最新情報を含めた回答や、回答のソースリンクの提示、リンクから記事の要約などができるようになります。
❷画像生成(DALL-E3)
無料版では画像の認識・生成ともにできません。有料版はChatGPTに画像生成AIのDALL-E3が組み込まれており、チャット上で画像生成が可能になります。生成画像は商用利用可能です。
例えば「猫の3Dイラストを描いてください」と言うだけで、その通りの画像を自動生成してくれます。
❸プラグイン(拡張機能)
有料版では、プラグインストアから使いたいプラグインを自由にインストールして利用できます。
例えば以下のようなプラグインが話題になりました。
Advanced Data Analysis(旧Code Interpreter):Excelなどのデータ分析や処理、パワポ作成、画像作成・編集、GIF作成、その他契約書等の資料作成、プログラミングコードの生成と実行、高度な計算など
食べログプラグイン:会話形式で飲食店を検索
Canvaプラグイン:会話形式でデザイン作成、Canvaの編集画面とシームレスに連携
ただしこの後ご紹介する新機能「GPTs」に取って代わられ、廃止される可能性が高いようです。
❹GPTs(ジーピーティーズ)
GPTs(ジーピーティーズ)はChatGPTの機能を拡張できる、特定のタスクに特化したBOTのようなもの。プラグインとほとんど同じと考えて良いと思います。
ただしプラグインと異なるのは、オリジナルのGPT(BOT)を、会話形式で、簡単に作成できるという点。
今後は個人や企業がオリジナルのChatGPTを販売できる、「GPTs Store」の公開も決定しており、誰でもGPTsによる収益化が可能になります。
ChatGPT Plusでできること総まとめ
ここからはChatGPT Plusはどう活用できるのか、基本編・ビジネス編・画像編の3つに分けてまとめていきます。
ChatGPT Plusでできること:基本編
効率的な情報収集
インターネット接続をオンにして、知りたいことを質問します。英語で質問すると、英語圏のサイトも引用できるのでおすすめです。
英語の回答を日本語に翻訳したいときは「日本語にしてください」と言えばOK。
情報収集のトークルームとは別に、日本語訳用のトークルームを使うなり、翻訳特化のプラグインやGPTsを使うなりするとより情報を整理できます。
ニュースの検索・要約
「○○に関する過去7日間のニュースを5つ探してきて、日本語で要約して」などと言うだけで、最新のニュースをすぐに確認できます。
プロンプトの自動生成
プロンプトをわざわざ考えるのが面倒くさいという時に便利です。
文献の検索
参考文献を検索させて、探すことができます。
興味のあるテーマに関わる文献や、指定した年代に出された文献など複雑な条件で絞り込めるので、自分で探す手間を省けます。
長文の要約・校正
ChatGPT Plusは最大で2.5万字ほどの長文も読み込めるため、記事や論文などの要約や校正が可能です。
研究・発表・論文のサポート
研究、発表、論文などでGPTsを活用する方法です。関連するGPTsがさまざま公開されています。
データ分析・予測・モデル作成
ChatGPTのAdvanced Data Analysis(旧Code Interpreter)は、さまざまなデータの処理に優れています。これにより、
Excelなどのデータ分析
レポート作成
パワポ資料の作成
データの未来予測モデルの作成
高度な計算
プログラミングコードの生成と実行
基本的な画像処理
などが可能になります。
コードのレビュー・チェック
開発者の方向けの機能です。
GIFを作成する
ChatGPTのAdvanced Data Analysis(旧Code Interpreter)を活用して、GIF画像を作る方法が話題です。
タスク管理
タスク管理にも役立てられます。メモツールのNotionとの連携が特に便利なようです。
マインドマップ作成
自分で作ると地味に面倒なマインドマップがChatGPTで簡単に作成できます。
ChatGPT Plusでできること:ビジネス編
メールの作成
メールの作成を自動化できます。関連するプラグインが数多くあります。
マニュアルの作成
マニュアル作成はかなり自動化の余地がありそうです。
FAQ(よくある質問)の作成
SEO記事や商品情報などを読みこませて、「よくある質問」を自動生成できます。
リサーチ・分析の自動化
競合他社等のリサーチに活用できます。GoogleスプレッドシートやExcelとの連携が可能です。
SEOタイトル・見出し・本文などの作成
タイトルや見出し、メタディスクリプションなどの作成を自動化できます。
執筆前であれば、テーマやタイトルのブレスト、全体的な構成の提案が便利です。
執筆後であれば、本文を読み込ませたうえで最適なタイトルやメタディスクリプションを考えさせることができます。
マーケティングのサポート
マーケティング領域で幅広く活用できます。改めて色々調べたいところ!
ChatGPT Plusでできること:画像編
画像生成
漠然としたイメージから作れるので便利です。
通常の画像生成ツールでは、入力するプロンプトを工夫しなければならないのですが、ChatGPTでは会話形式でイメージを膨らませていけます。
人に絵を描かせながら、「もっとリアルに」「もっと明るいイメージで」などと指示を加えていくような感覚です。
既存の画像から新たな類似画像を生成
意外と便利!
ビフォーアフターイラスト
2分割のビフォー→アフター画像が作れるGPTs。偶然見つけましたが面白いです。
まとめ:個人的に使いたいChatGPT Plusの機能
ChatGPT Plusの概要やできることをまとめました。
無料版を使っている身としては、わざわざプロンプトをいちいち入力するのが面倒なので、それが不要になるプラグイン・GPTsが使いたくて仕方ないです。
具体的には、SEO関連や情報収集、最近のニュースの要約、論文の要約、翻訳、あたり。
情報収集する時に、英語圏の記事や論文を探したり、簡単に要約・翻訳できるのはめちゃくちゃ便利だと思います。
プラグイン・GPTsは特定のタスクに特化しているので使い分けも簡単ですし、作業全体がかなり効率化されそう!
でもGPTsが有料化したら、利用料金+GPTs代でさらにまたお金がかかってしんどいなと思いました。
皆様はいかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したものの中から気になるものがあれば、ご自身で深く調べたり、実際に試したりしてみてくださいね!
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