見出し画像

転覆対処トレーニングは夏に!

日本ローイング協会の「ローイング安全マニュアル」によると、ローイングの死亡事故は少ないですが、その中に冬の水温が低い時の転覆、落水は主なの原因です。

冬場の練習で転覆しまうと低温の水に落ち、どれだけ体をきたいしてきた人間でも命を失う危険があります。

今、水がまだ温かい時期で転覆時の対処方法をしっかり理解しましょう。

「どうやって低温水が命を奪うか」

冬でローイングするのはとても楽いことでしょう。
ボートを漕ぎながら、雪が空から落ちてきて、特別な感覚です。そういっても、他の季節に比べるとローイングするには最も注意をしなければならない時期です。
なぜなら、水に落ちると対処方法がわからない場合、人生はその場に終わるかもしれません。
人間の平均体温はおよそ37度です。たった2度で落ちると低体温症の症状が発生します。もし対処しなければ、死亡する可能性が高いです。

「冬場のトレーニングで何を着るべき?」
まずは温かい服を着用してください。
皆様もそれをすでにご存知だと思います。
しかし、その下には必ずウェットスーツを必ず着てください。3ミリのものでも大丈夫です。
ウェットスーツは体を温める効果もあり、転覆する場合でも体温を保つことができます。
また、靴下に関しては温かい靴下や防水靴下がおすすめとします。

「転覆したらどうするの?」
従来のボートが転覆しやすいので、対処方法をしっかり理解しましょう。
転覆した直後、必ず落ち着いてください。
足のロックを解消し、片側のオールロックまでに行ってください。

コースタルローイングをする場合にはボートを波に対して垂直に配置してください。

その後、手をボートの反対側を掴み、アウトリガーを足で踏んでください。てこの原理で、ボートがもとの位置に戻せることができます。
ボートが通常の位置に戻しましたら、ブレードを開き、片手で2本を掴んでください。乗る前に必ずブレードがフラットで水上にしていることを確認してください。

そうするとバランスが簡単に取れます。

慌てずにボートに乗ってください。
陸上に戻りましたら、必ず温かい毛布を着て、暖房などの前に体を温めてください。

動画も添付してありますので、どうぞご覧になってください。

「ボートを冬でも漕ぎたいが、落ちると怖い」
先程述べましたが、従来のボードは転覆しやすいものです。
ハル(船体)が水面の1つのポイントに向いているため、スピードは速いが、安定性は低いです。
そのため、船体がフラットであれば、転覆恐れはありません。
ROW on AIRはオーストリアから輸入されたローイング専用ボードですが、なかなか安定性が高いものです。ボードであるため、フラットで、落ちることはほぼありません。

スライディングシート式なので、従来のボートの同じ感覚で楽しく漕ぐことができます。

転覆しにくいので、初心者や冬の練習にも良いではなかいと思います。

#rowing
#coastalrowing
#ローイング
#パラローイング
#pararowing
#coastal_rowing

この投稿は下記のサイトにも掲載いたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?