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「私たちは台湾から何を学ぶのか」(片倉佳史 氏) (3月31日まで公開動画)

「私たちは台湾から何を学ぶのか」片倉佳史先生 - YouTube

( The Real Insight メールの転載です )


講師として御登壇いただくのは、
文筆家の片倉佳史先生です。


昨年10月に行われた、李登輝元総統の
追悼講演会でご講演いただいた際の映像の
一部になります。


今回何よりもお伝えしたいこと、それは、
「台湾はいつまでも親日国ではない」
ということです。


ご存じの通り、台湾は1895年から50年間、
日本の統治を受けてきました。

その間、台湾の人々は本土の日本人と同じように
教育を受け、文化を吸収し、そしてともに戦場に
立ちました。


李登輝総統も、日本兵として従軍し、
玉音放送に涙を流されました。


しかし、たとえ台湾の人々が日本文化や
日本人の姿を伝えていったとしても、
それは永遠ではありません。

そして何より、台湾の人々が見ているのは
「今の日本人の姿」
です。


かつての日本人がたとえ素晴らしかったとしても、
今の日本人が情けない姿勢、恩知らずな態度を
台湾にし続けたとしたら・・・?


対日感情は一瞬で変化するでしょう。


「親日」は永遠のものではないのです。


そして今私たちがすべきこと、それは
日本人として取り戻すべき心と知識を
身につけることであり、

そのヒントは台湾にあります。


GHQによって戦前が徹底的に否定された
日本と違い、台湾では連綿と受け継がれ、
今でもその残り香が残っています。


また李登輝総統は、日本人よりも日本人の魂を胸に秘め、
台湾の民主化に成功したのでした。


なぜ、李登輝総統は成功できたのか。

そして、東日本大震災の時、なぜ台湾から巨額の
支援金をいただいたのか。


それは決して「親日国だから」ではありません。


私たちが今考えるべきメッセージが詰まった
映像になりますので、是非ご覧ください。

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【台湾に息づく、日本精神】

(文筆家 片倉佳史氏)

私たちが「真の日本」を考える上で
忘れてはいけない国、それが
大きな絆で結ばれた台湾です。

日本を愛してくれる台湾。

しかし現代日本人の私たちは
その恩を「ないがしろ」にしています。

この絆はあくまでも先人が築いたもの。

台湾の「親日」は永遠のものではない。
そう肝に銘じなければならないのです。

● 昨年7月にご逝去された李登輝元総統。
 日本人として育ち、台湾の民主化を
 成し遂げた総統が明かした、

 日本人だけが世界に誇れるものとは?
 中国やアメリカとは、何が違うのか?

● 現代の日本人よりも日本人らしい、
 現代の台湾人に息づく「日本精神」とは?

● 統治時代の日本人の姿を見つめ、
 認め、受け入れ、そして子供や孫へと
 引き継いだかつての台湾人の姿とは?

● 東日本大震災でいち早く
 多額の支援をしてくれた台湾の、
 熱い支援の源にあるものとは?

● 日台の強い「絆」を守るため、
 私たち現代日本人が求められている
 姿勢、行動、生き様とは?


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李登輝総統を語る(早川友久×片倉佳史)

李登輝先生のご著作『日台の心と心の絆~素晴らしき日本人へ』(宝島社刊)は李登輝先生の講演録や論文を片倉佳史が整理し、巻末にロングインタビューを掲載した一冊です。ご興味を感じていただければ幸いです。 https://amzn.to/3kOtajk

『日台の心と心の絆~素晴らしき日本人へ』の前書きより

全世界的な規模で進行する景気低迷と金融危機。そして、日本においては二〇一一年の東日本大震災、原子力発電所の問題など、今、さまざまな困難に直面しています。台湾においても、軍事的脅威を年々強める中国との問題のみならず、国内でも多くの問題が噴出している状況です。

そういった中、我々はいかにして困難を克服し、乗り越えていくべきなのか、そして、二十一世紀という時代にふさわしい国家のかたちをどのように創りあげていくべきなのか。今こそ、我々は真剣に考えるべき時を迎えているように思われます。これが本書をまとめる動機です。

私、李登輝は日本統治下の台湾に生まれ、日本の教育を受けて育ちました。当時は岩里政男という名前をもち、二十二歳までは日本人でした。戦前の教育は厳しくも愛情に満ちており、人格形成に多大なる影響を与えました。

本書では日本人特有の気質と哲学を「日本精神」という言葉で表現しています。この日本精神は日本人だけでなく、終戦までの半世紀、日本の統治下にあった台湾にも根付いています。私自身を顧みても、これまで取り組んできた哲学的探究や、経験によって形成された人生観、さらには政治的信念に至るまで、あらゆるものに「日本精神」は関わりをもっています。

一九八八年から十二年間、私は台湾の総統として、民主化を進めたほか、国際的地位の向上や国民の精神向上、経済的発展などに力を注いできました。民主国家の樹立という理想を実現し、よりよい社会を構築するために、不断の努力を続けてきました。

在任期間には数々の苦難がありましたが、その中においても、私の心に培われていた「日本精神」は大きな支えとなっていました。本書ではこういった「日本精神」について再び注目し、現代の日本、そして台湾の実情に迫り、両国の未来に提言を試みたいと思います。

本書は私がこれまでに行なってきた講演録を中心に、新聞や雑誌に掲載された記事など、全十五編の論考がまとめられています。内容は多岐にわたりますが、全体を読んでいただければ、日本民族が誇るべき精神性とは何か、日本文化の特質はどんなものなのか、そして、今後、いかなる方法で新しい国創りをしていくべきなのか。それらが私、李登輝という個人を通じて浮き上がってくるのではないかと期待しております。

同時に、本書を読んでいくうちに、台湾の人民が日本を見る時のまなざしや心持ちというものが見えてくることでしょう。日本を想う気持ちだけでなく、日本にどんなことを期待しているのか、日本にどのような国家でいてほしいのか、そういった部分も感じてもらえれば幸いです。

二〇一一年三月十一日に東北地方を襲った東日本大震災についても触れないわけにはいかないでしょう。私は今も、テレビでその惨状を知った時のことを鮮明に覚えています。まさに胸が張り裂けるような気持ちでした。台湾のテレビでも大津波が襲来する様子や、押し流される家屋の様子が繰り返し放映されました。

一方で、私は日本人の社会常識と良識に改めて感銘を受けました。惨状の中でも、日本人は社会規範とルールに従い、助け合って暮らしているという事実が世界各国に知られました。これもまた、古来より受け継がれてきた日本民族の精神性が結晶化した一例であると思います。

実際、台湾には日本の精神文化が今も生き続けていることを知り、感銘を受けた人々が数多くいます。さまざまな形で行なわれた復興支援や、二百億円を超えるという巨額の義捐金が話題となりましたが、台湾人が日本に向ける心情は、心と心の「絆」に帰結すると思います。そして、その絆は永遠に生き続けていくと思われます。震災を経て再認識された日本と台湾の信頼関係は、これからより強いものとなって、両国を結びつけていくに違いありません。

最後に、私は必ずや日本人は苦難を乗り越え、新しい社会を建設できると信じています。世界は今、日本人に注目しています。私自身、苦境の中から優秀な指導者が出てきて、真の「日本精神」を見せてほしいと心から願っています。

日本が世界に貢献できることは少なくありません。日本国民の一人ひとりが個を充実させ、世界や国家、社会を見つめ直し、未来を築き上げてほしいと思います。そして、私からのメッセージ、そして提言がより多くの日本の皆さんに伝わることを願っています。

日本と台湾の力強い未来、そして、明るい未来をお祈り致します。                             
李登輝 『日台の「心と心の絆」~素晴らしき日本人へ』(李登輝著)
https://amzn.to/3kOtajk

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台湾特捜百貨店 - 片倉佳史の台湾体験 : ○台湾を学ぶ会(臺灣研究倶楽部)
http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress/index.php?cat=62


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安倍総理…、李登輝総統の元へ旅立ってしまいました。
李登輝さんも、さぞかしビックリしたことでしょう…
まだまだ、これからだったのに…。

J.F.K. を暗殺した犯人と同系列の勢力の仕業でしょう?
カバール・グローバリストと、チャイナなどによるものだったのでは?
エマニュエルも、ヌーランドも、人相が凶相で怖過ぎる…。

岸田草履は完全に服従。もはや、日本の総理大臣ではない。
岸田草履は、日本一の売国奴。「今だけ・カネだけ・自分だけ」

🐧💬

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