見出し画像

no Filterと共に駆け抜けた2023年総括(3)



念願の初ホールワンマン開催!

5月5日。清水マリナート小ホールにて、no Filter初のホールワンマンである「ワンダーワールド!!」が開催された。

チケットの価格設定や席割については課題が残る

アイドルにとってホールワンマンというのは1つの目標であり、次のステップにつなげる特別な存在である。清水マリナートの小ホールはキャパ300人弱。1月のarkワンマンの集客から考えれば、次のステップに相応しい規模のホールであるとも言える。
arkでのワンマンから4ヶ月。その間、ふうあが体調面での活動休止になり、no Filterは5人での活動が続いた。当初6人でのホールワンマンを目指していたが、ふうあの復帰はもう少し先になることが早々に告げられた。
そして迎えた5月5日。no Filterのハレの舞台を祝うかのような晴天に恵まれた。

清水マリナート外観。いつか必ず大ホールでも…
みんな大好き、みやもとさんの「わんだーわーる丼」
人が少ないのは入場直後だからです(笑)
ホワイトフィルター有志のフラスタは毎回すごいの一言
今回は推し席にて参戦しました

満員とまではいかなかったけれど、大勢のホワイトフィルターに見守られて歌うno Filterは、この日も最高のステージを見せてくれた。新曲や初披露もno Filterらしさ全開ですぐ好きになれたし、早く音源で聴きたいという気持ちにもなった。
この日、別界隈の知り合いのオタクが、「いろはすさんが薦めるno Filterを一度ナマで観てみたい」と関東から駆けつけてくれた。初めてno Filterのライブを観た彼はとても絶賛してくれた。そして特典会では全メンバーに行ってくれた。それを見て、彼の絶賛の弁が決して社交辞令ではなかったということに僕はとても嬉しくなった。

『no Filterは、観てもらえさえすれば絶対その良さをわかってもらえる。』

これは僕が常々言ってる言葉である。
しかし、「観てもらう」というのは思いのほかハードルが高い。どんなにno Filterの良さを力説してもなかなか聴いてもらえないし観てもらえないのが現実である。僕のツイートがきっかけで興味を持ってくれた人はこれまで何人かいるが、それは本当に稀な例である。では一体どうやったらもっと多くのオタクにno Filterを観てもらうことができるだろうか。
僕はいまだにその答えを出せていない。出せていないが、「no Filterは本当に素晴らしいグループなんだ」というのは事実だし、絶対にいつか多くの人にわかってもらえると信じて、宣伝をし続けるしかない。

カラーボールは何とかGETできました

no Filterは初のホールワンマンを成功させた。それは現時点での最高のライブだった。しかしno Filterの凄さはまだそんなものではない。清水マリナート小ホールはまだ通過点に過ぎない。
彼女たちをもっともっと大きなステージに立たせられるように、自分にできることを頑張っていこうと改めて決意するのだった。

今日の成功は1つの到達点。通過点に過ぎない

と、キレイにまとめようと思ったが、やはり最後に書いておきたいことがひとつだけある。

思いのほか反響の大きかったこの日の感想ツイート

これまでno Filterに限らずmiuzicアイドルを見てきてとても思うのは、グループはとても素晴らしいのに《売り方がとても下手だなぁ》ということである。メンバーはとてもよく頑張っている。それはライブを観れば確かなことだ。no Filterが売れるためにオタクは最大限の後押しをするけれども、運営さんが《売り方》をもっと考えてくれないとなかなか道は開けていかないよなぁ、というのは常に感じている。
僕にとってはそんなことも深く考えさせられたホールワンマンであった。

ローモバへの挑戦

今年のno Filterを振り返る上で忘れてはいけない話題のひとつが、ローモバへの挑戦である。
「ロードモバイル」、略してローモバ。RPGと戦略ゲームが融合したゲームアプリである。ギルドと呼ばれる集団を形成し、仲間と協力して敵と戦ったり資源を集めて城の規模を大きくしたりする、戦略性の高いゲームである。

メンバー数や総パワー数など様々な項目で勝敗が決まる


このゲーム、いつの頃からかライブアイドルを巻き込んだイベントを頻繁に開催するようになり、僕も以前推していたグループで参加したことがある、馴染みのあるゲームだった。そして今回、静岡駅と名古屋駅のデジタルサイネージ出演権を賭けて、no Filterも挑戦することとなった。

優勝特典は大型広告出演権

このイベントへの参加が発表された時、自分も経験のあるゲームだっただけに、応援したい気持ちがすぐに湧いた。もちろん、同じ事務所の先輩グループも同イベントに参加させるという《事務所のやり方》に疑問を感じないわけではなかったが、やるからには優勝目指してがんばっていこうと決意した。
no Filterには、ゲームを得意とするメンバーは殆どいない。辛うじて吸収の早いりんちゃんがゲームルールやシステムをすぐに把握して積極的にいろいろ呼びかけを行ってくれていた。
ゲーム自体は割と時間に縛られるためやることが無くなってしまえば退屈になるのだけれど、メンバーから支援があれば嬉しかったし、何よりメンバーとオンラインで同じゲームをプレイしているという感覚はとても楽しかった。

no Filterギルドに加入完了!
事務所の先輩グループに初日から大差をつけられ前途多難である
メンバーからヘルプを受けたりヘルプしたりが嬉しい
no Filterギルドのコロニー

参加者数と課金者数、あとはゲーム巧者がどれだけいるかでほぼ勝敗が決まってしまうゲームだけに、開始当初から厳しい闘いになるであろうことは予想していた。けれども、右も左もわからないメンバーやホワイトフィルターのみんながお互いアドバイスし合ったり励まし合ったりしながら同じ目標に向かってゲームをするその姿は、なんかいいよねって思った。

「やんちゃがーる」MVの撮影地で決起集会も行われた
中間発表が出る度に差が縮まっておらず何度も心が折れた
深夜、推しのスタンプが表示されるだけでも嬉しかった
何とか城レベル25にはしたけれど…
チカラ及ばず4位でフィニッシュ…

結果は4位と惨敗した。仕方のない結果だった。メンバーもホワイトフィルターもみんな頑張ったし、頑張った結果が4位だった、それだけのことである。もちろん、悔しかったけれどもね…

しかし話はここで終わりではない。僕が特筆したいのはその後の話である。
普通なら、イベントが終わってギルドは解散or自然消滅という流れなのだけど、no Filterの場合、違った。なんと、りんちゃんが残り続けたのである。
オタクが愛着の湧いたアカウントでゲームを継続するという事はよくあるが、メンバーがイベント終了後もゲームを続けるメリットなど何もない。それなのにりんちゃんはゲームを継続した。イベントを優勝したROSARIO+CROSSさんのオタクの方からギルド統合のお誘いもあったのだけど、メンバーの1人が残ってる以上はあくまでno Filterギルドの一員でいたい。そんな想いでゲームに残ったホワイトフィルターさんも少なくなかった。
ギルドリーダーの役職はゆなはからりんに譲渡され、密かにゲームが継続した。

そんなりんちゃんもついに城レベル25に到達した

この記事を執筆している12月17日現在、no Filterギルドは今も存続している。ローモバアイドルイベントで、メンバーを交えてここまで活動を続けてるギルドも珍しいのではないか?ローモバ運営さん。そういうアイドルもいるんですよ!と、僕は声を大にして言いたい気持ちである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?