スマペグ
デジタルの力で盗難被害を抑制する!
スマペグは、貴重品や大切なキャンプギアを守る新しいペグです。
【Smart PEG / スマペグ】
スマペグは、通常のペグとは違い、刀をデザインのベースとしています。
カッコいい無骨なデザインが多いキャンプギアですが、スマペグ自体が目立つデザイン性とすることで、「何かが仕掛けられている」と泥棒へ気付かせ、デザイン面でも抑制に繋げたいと考えたからです。また、私の故郷が「刃物の町」岐阜県関市であったこともあり、刀をデザインに取り入れました。
ペグの素材には、高い耐久性を持つPC(ポリカーボネート)素材のV型構造を採用しています。
当ペグはテントやタープを支持するなどの通常の使い方とは異なるため、持ち運びのストレスが少ない超軽量設計としています。また、V型構造(Vペグ)とすることで、地面にしっかりと固定され、手では簡単に抜けない仕様となっています。
ペグには、IoTセンサー内蔵のデバイスを装着することができます。
盗難時の振動を検知することで、スマートフォンからアラートで警告したり、通知が届いたりと、シチュエーションに応じて利用することができます。
また、盗難の抑制だけでなく、動物によるゴミ荒らしや、テントの入り口に設置して防犯製品としても利用することができます。
キャンプギアにデジタル機能を持たせることで、盗難被害を抑制する
楽しいキャンプを守るギアを作りたい
コロナ禍で再熱したキャンプブーム。新しくキャンプを初め、趣味の一つとなっていった方も多いかと思います。キャンパー(キャンプユーザー)が増える中、様々なメディアでも取り上げられている様に、キャンプ場での盗難被害も増加していきました。
キャンプギア(道具)は、高価な物や希少性の高い物も多いです。関係者がキャンプ場も多い岐阜県出身もあり、『大切なギアを守る』アイテム作りたいという想いから、スマペグの開発は始まりました。
盗難の被害を抑制し、楽しいキャンプを持続することを目指しています。
IoT製品の開発経験0からのスタート
企画当初、私たちには IoT に関する経験や知識はありませんでした。
製品を実現するためのシステムやデバイス、ソフトウェアとの連携、基板からセンサまで、本当に0からのスタートでした。
何から検討を始めるべきかもわからない中、 ifLinkオープンコミュニティの中に様々な専門家達がサポートしてくれる支援チームがありました。
そこに企画書を持ち込み、実現したいイメージを伝え、あらゆる場面でご協力いただきながら、一つずつの仮説検証プロセスを行なっていきました。
紆余曲折をしながらではありましたが、現在は動作検証のフェーズに進み、今年中のリリースを目指しています。
これまでに本当に多くの皆様のご協力を得て、ここまでプロジェクトを進めることができました。少しでも早く製品化・上市することが、今まで関わってくださった方への一つ目の恩返しとして、日々プロジェクトを推進しています。
私にとってのコミュニティの魅力
if-Link オープンコミュニティには、凄く多様性があります。
会員の皆様の得意分野が違うので、何かに悩んだ時にも必ず知識・経験を持った方が会員の中にいます。
特に IoT 素人だった私にとっては、非常にありがたい環境です。
また、アイディアや想い、行動一つで自分がやってみたいことを実現できる可能性があるのもとても魅力的だと思います。
企業間の通常のやり取りでは、どうしても様々な制約が必要ですが、コミュニティだからこそ、気軽に相談をすることができます。
実現したい想いがある人にとって、とても力となってくれるコミュニティだと思います。
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