息子、登校拒否の始まり話
令和2年の夏の始まりだった。朝7:40に登校班の集合時間が迫っていて、とても焦っていた。
息子はその頃毎日、靴がうまく履けないとか、雨で濡れそうだとか、トイレに行き忘れたとか、出がけになるとグズグズしていて、いつも遅刻寸前だった。そのうち、家を出た瞬間に歩かなくなった。無理に引っ張って登校班の集合場所まで連れて行った日もあった。連れて行ったのにその場に立ち尽くすので、私も登校班と一緒に登校したり、結局登校班に先に行ってもらって、後からついて行ったり。一度家に帰って冷静さを取