BLと女装少年の違い(個人的解釈)

こういう話題を吐き出したくてアカウント作りました。

男×男の目覚め

オタクを長く続けていくと性癖が醸されていきますが、僕が男の娘とか女装少年に目覚めたのは「ねがぽじ ~お兄ちゃんと呼ばないでっ!!~」の「広場まひる」でした。

ゲームカタログ@wiki

これに興奮した当時の自分はかなり希少種だったと思いますが、実は中学から高校にかけて2回、同級生のおちん○んを口に含んだことがあったり、乾電池をおしりに入れてオ○ニーしたことがあったので、素質は十分。開花しただけだと思います(完全に余談)。

その後は当時少なかった男性向け同人誌を中心に読み続け、ときにはBLにも手を出し(若い性欲ってすごいなと思います)、順調に醸されていきました。

BLへの違和感

ただ、時々自分で手に取ったり、ネトゲでできた恋人から熱烈に薦められたBLゲーム・小説を読むうちに、男性向け「女装少年」とBLに違いを感じ始めました。「BLは両方男の割に、ホモに倫理的・道徳的な抵抗を示さないよなー」とかです。僕は特に倫理的・道徳的な一線を越える描写が三度の飯より大好きでして(だから兄妹モノも好物)、BLに物足りなさを感じてたので「この違いは何が理由?」とモヤモヤし続けてきました。

最近気付いたこと「受け=女の子」

気付いてみれば何てことなかったのですが、「BLの受けは女の子じゃん」の一言でした。もう少し詳しく書くと「男の形をした女の子」ですね。

モヤモヤの紆余曲折で、BLを嗜む女性の視点は「第三者」なのか「当事者」なのか、なんてことも考えましたが、物事はもっとシンプルでした。そもそも「女の子」がどのような生き物なのか、理解が足りなかっただけです。

最近フェミニズムvs表現の自由の論争に進化心理学的解説が混ざって色々わかったのですが、つまるところ女性の究極の望みは「王子様」からの愛を「一身に」受けることでしょう。「王子様」の表象は多種多様ですが、ルックスが良く(子どもも異性にモテる可能性が高く)、社会的地位や腕力・経済力がある(自分と子どもを守り養える)ということ。「一身に」というのは、ほかの女性に浮気しない(力を分散せず自分と子どもに集中する)というところです。男性のように遺伝子のバラマキができず、相手を厳選する必要があった女性は、上記のような望み(性欲)を持つ個体(遺伝子)が自然淘汰で残ったのは当然の帰結と思える話です。

作品の性質に視点を戻せば、「シンデレラ」のような童話から始まって恋愛少女漫画、TL、BLなど、女性が好む作品には「王子様が自分に執着する」という原則が割と通底していると感じます。都合の良さ(選り取り見取りなはずの相手が勝手に自分に執着してくれるさま)は、男性向けも女性向けも変わらないですね!

これに気付いてから、BLは "not for me"と分かり、手が出なくなりました。男が男性的道徳・倫理を持ちながら男に抱かれるのが好きなのです。

最後に

俺の主張を読めー!と声を上げるほど大した記事ではありませんが、ここまで読んでくれた方には深くお礼申し上げます。

まだ言語化が難しい以下については書けるようになったらまた放談しようと思います。

・BLの受けはなぜ「男の形をした女の子」なのか
 (女体が性的対象となることへの忌避?)
・攻め・受けそれぞれの視点にとっての女装少年

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