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リュックひとつで生きる方法

俺には家がない。 リュックひとつに全荷物をまとめて、毎日好きな場所で寝る…っていう生活をかれこれ2年やってる。 別におすすめはしないけど、ひとの “答え” 見るの好きそうだから。
 

リュックサックの中身は 
お茶碗とお箸ひと組 
これさえあれば 食べていけるんだ

いなくていいひと/たま

リュックの中身

上列左から
・着替え(洗ったやつ/着たやつ)
・歯磨きセット
・筆箱
・コピー用紙、スケッチブック
・ノートパソコン、タブレット
・ヒゲ剃り
・バリカン
・除毛器
・充電コード、アダプタ類
・ルービックキューブ
・爪切り、耳かき、薬とか
・折り畳み傘
(リュックの外に上着、サンダル、スマホ、財布)

大事なのは服の最小化だ。 上着は1セットを常に着続けて、靴下とパンツはなるべく履かない。 5℃以上なら洗えるサンダルを履いて一緒にシャワーに入ればいいし、おしっこのあとも拭くようにすればいいから。 シャワーは週1とかで耐えれるタイプなんで、この袋にはヒートテック/エアリズムが数着と替えのズボンぐらいしか入ってない。

逆に、それ入れる?って訊かれそうなのが除毛器とか。 個人的にワキ毛チン毛ケツ毛が無い気持ちよさは5万円と4分の1リュックを潰す価値はあったと思う。 髪の毛も個人的に、ムラのある刈り上げが好きだから散髪屋に行かない。 ヒゲと同時にシャワーで剃るためにバリカンを持ってる。

あとルービックキューブは中毒というか宗教というか、飯食いながら動画見ながら空いた手で(平均15秒で)直し続けるのが習慣だから。

“愛用の逸品” は特に無いけど、強いて言えば900円の電動歯ブラシは良いぞ。 キューブはGAN356MにTraxxas30kね。 わかる人いたら。

寝る場所

寝た日数の多い順に。

個室ビデオ屋
ネットカフェとか漫画喫茶はいろいろ行ったけど、中でも宝島24っていう(アダルト)ビデオルームに断続1年近くお世話になった。鍵付き防音個室で24時間2000〜2500円ってこれ系では破格で。 と言っても近くにワンルーム借りれるぐらいの費用は飛ぶもんで、俺の場合は財団オフィスに通えることで食費がゼロになるという特殊な合理性の上に成り立ってる。

友達の家
みんな聖人だから、頼めば数日〜1ヶ月ぐらい居候させてくれる。 薄めの人脈とオープンシェアハウスも使えばこれだけでも回せるんだけど、独りが好きだからあんまり続かない。

空港
24時間営業でWi-Fiも電源もあるし、広くてピカピカだから住みやすさナンバーワン。 ただし不要な夜間滞在とバレれば追い出され、それでも入り続けると顔パスで出禁になる。

路上
敷地内は追い出されるんで、駅前とか公園とか橋の下とか、結局ホームレスがいる場所になる。 風、音、虫、寒さに悩まされるから、サスティナブルに寝るには寝袋なり必須。

山手線
終点で起こされることが無いから、始発に座って10周ぐらいする。 ただ脚曲げて寝てると3日目ぐらいに浮腫んで痛くなるから、これも持続性に欠ける。

ホテル
部屋ではなくロビーのソファ。 これで卒論書いた中国人も言ってたけど、こういうのは施設のランクが高ければ高いほど怒られない。 ホームレスはミシュランを読め。

経緯と思想

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536字
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