どうやったら人事院面接でEをくらうのか?体験者は語る

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受験生界隈における人事院面接

 一般的に人事院面接はヤバい奴を落とす試験だと言われています。2019年2020年は官庁訪問後に人事院面接が行われるようになり、更にその話が受験生界隈で言われています。そして、私が受験した時もよっぽどのことがない限りEなんてつかないと言われていました。(私が受験した2018年は人事院面接→合格発表→官庁訪問というパターンでした。)そしてこの記事はそのよっぽどなこととは何か知りたい人のための記事です。(そんなレアな人いるわけない…

 そして、題名の通り、私はその人事院面接でEをくらった数少ない人間です。つまり、私は国家認定のヤべー奴です。一体なにがあったのか当時のメモを読みながら振り返っていこうと思います。(いわゆる失敗体験記ですね、こういうのは珍しいと思います。(写真は当時記念にプリントアウトしていたものをカメラで撮ったものです。なんの記念だ…

体験記

 2018年の夏、当時、関西に住んでいたので、大阪市福島の合同庁舎(大阪地検が入ってるビルで籠池氏逮捕の時、ニュースでよく出てきましたね)で人事院面接がありました。

 面接カードは現在のものと変わっていません。最終学歴、職歴、専攻分野、志望動機、志望官庁、学業において力をいれたこと、社会生活において力をいれたこと、関心事項、趣味特技、自己PRです。

 受験待機のために廊下で待つのですが、前の人が出て、2分したら入るよう指示されます。この時点で私はヤバいと思いました。私は腕時計を持ってきておらず、時間がわからなかったのです。この時点でガチガチに上がり、数えることにこころをもっていかれてしまいました。

 大学卒業後、既卒1年目の状況で受験しました。面接冒頭でそこを根掘り葉掘り聞かれました。「なぜ、民間に就職しようと思わなかったのか?」とか。そこで自分のコンプレックスを抉るような質問をうけてしまい、私の頭は混乱状態でした。

 そのまま、次の質問、いわゆる「学チカ」にうつりました。そこで、私はとんでもない返答を繰り返してしまうのです。

面接官「学生時代に学業で力をいれたこと何ですか?」→私「面接カードに書いてあるとおりです」

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