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2021年の終りに

久しぶりのnoteになります。

定期的に毎月の出来事を書いていて、夏ぐらいからの分も書いてはいたのですが、今は言わない方が良いのかなと思う出来事がたくさんあったので、アップをする事もなく気がつけば年末になりました。

昔からブログでも魔法のiらんどでも(!)年末には何かしら書くようにしていたのですが、タイトルは昔から変わらず、自分が大好きな某RPGをモチーフにしています。

今年は夏から試合をせずに怪我の治療と今の状況でプロレスをしている自分を俯瞰で見る時間を作りました。

距離を置いたからこそ感じる事、書ける事もあると思います。

何でもかんでも思っている事を言わずに、フィルターにかける事は大切です。立場的にも年齢的にも。

ただ、長年遠慮をし過ぎていて、自分の考えや思いを伝えるべきはずのSNSとは一体何なのかな?という葛藤も常にあります。

そんなこんなで今回は気持ち通常よりフランクに書いてみようと思います。

年末に突貫工事で書いていて、チェックが甘いワケではないので。

①転機

今年は自身にとって転機になる1年でした。

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昨年(2020年)の夏ぐらいから準備を始めて、3月から本格的にフリーランスで仕事を始めました。

1999年にプロレスラーとしてデビューをしてから道場での7年間の生活〜地元に帰りBRAVESを立ち上げてからの現在まで、楽しかったり苦しかったり引っ越したり、付き合ったり別れたり十二指腸潰瘍で入院したり底辺と呼ばれるのであろうバイトを4つ掛け持ちしたり、色々経験しながらも変えなかった事があります。

どんな時でもプロレス中心の生活、練習する時間を優先していました。

ずっとインディーズレスラーでいようが、ギャラが昔より安くなろうが、考え過ぎて年に1、2試合しかしない年があろうが、それは変えてきませんでした。

週に5日は絶対に練習をする。試合がなくてもコンディションを作る。プロレスラーでいたい。

それが自分の中の小さなプライドでありしがみつきであり、最後の砦だったんだと思います。

今年はその生活サイクルを変えました。変える事ができました。

プライドを捨てたとか何かを諦めたとか、決して後ろ向きな意味ではなく

「自身の力でメビウスの輪から解放する事ができた」

という気持ちです。

付き合いの深いプロレス業界の選手は先輩よりも後輩の方があっさり見切りを付けて引退していった子が多いのですが、ずっと

「どうやったら自分で見切りや区切りをつけられるのだろう?」

と思っていました。

怪我であったり、結婚であったり、環境の変化であったり経済的な理由などもあると思います。

辞めていった子らに実際聞いたりもして、理由は上記のように様々だったんですが、皆さっぱりしていて、かつプロレスの事を嫌いになったりディスるワケでもなく(好きな事をやっていてやめると陥りがち)、現在進行形で楽しそうに生活しています。

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