「WHIRLWIND!G-VALION #4」
読んでくれている方の数とスキの数が比例していなくて、早くも自身の限界を感じ心が折れかけているヴァリオンです。
こりゃあ、高校生時代の話から急にデビュー戦になり
「俺の闘いはこれからだ!」
で打ちきりか···
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回顧録の4回目になります。
柔道部があるという理由だけで受験した高校。
しかし入ってみたら柔道部は廃部になっていた。
···
ここから自分のつまらな過ぎる高校時代が始まるのですが、高校に入ると中学時代までは何とも思わなかった事に違和感を感じるようになりました。
テストでいちいち一喜一憂したり、何かつまらない、気にくわない事があると周囲に八つ当たりする人間。
集団でつるんで意味もなく騒いだり、大人しいクラスメイトをからかったり、ポリシーもなく反抗する人間。
ダボダボのズボンを穿いたり服装を変えただけでなぜかイキがる人間…
15、16歳の時のガキには当たり前だと思う考えや行動に何だか違和感や疑問を感じるようになりました。
俗にいうヤンキーと呼ばれるクラスメイトが調子に乗って話しかけてきた時に
「なんで服装変えただけでそんな偉そうにしてんの?服装変えると喧嘩とか強くなるの?腕立て何回できるの?」
などと聞いた事がありました。
自分も相当イヤなガキだったと思います(笑)。
一番ダサいのは自分自身で、文句や不満はあるけれど、言う事とやる事が伴っていない。
や、むしろ言うだけで何もしない。
説得力ゼロ。
外から見れば自分だって同じに見えたと思います。
「プロレスラーになりたい」
という夢があり、トレーニングはやっていたけれど、こんな練習量じゃとてもじゃないけどプロレスラーになれないと自分で分かっていました。
でも、分かっているのにそれ以上に動き出さず、自分の殻を破ろうとしない勇気はなく。
クラスメイトの女の子にちょっかいを出されても無視したり。
今ならガンガン絡みに行くんですが!(笑)
学校には集団行動が苦痛になり、必要最低限しか行かないようになりました。
バイトして多摩川の河川敷でトレーニングして家でゲームしてアニメを見るの繰り返し。
バイトは中学生の頃からやっていて、高校に入って初めてのバイトは喫茶店のウエイターだったのですが、店を仕切るオババ(すみませんあえてこの表現です)とソリが合わずに2日で辞めてしまいました。
ビールを注文してくれたお客さんに出すピスタチオの量が多過ぎるとオババに言われた事が原因で···
今ならこのオババともガッチリ仲良くなる自信があるんですが!(笑)
バイトはこれまでに30個ぐらいしているのですが、結構変わったバイトもしていて(牛乳配達とか宝くじ屋とかテキ屋とか)面白いエピソードなどもあるので、その内ご紹介できたらと思います。
···
話を戻します。
この時の自分の生活サイクルは、上記のように適当に学校に行き、月に1度アキバに行きゲームやアニメのCDやLD(今の若い子はわかりませんよね?)を買い、月に1度会場にプロレスを観に行く。
↑ちなみにこちらがLD(レーザーディスク)です。右下のがCDです。
DVDが普及する遥か前の映像メディアで、かなりデカいです。
これで1枚に80分ぐらいしかデータが入らないのかな?
続きを観る時は盤面を裏返しにセットします。
当然本体もデカイいです。
そんなこんなで、インドアだかアウトドアなんだか良くわからない人間でした(^_^;)。
学校には行っても1時間だけ授業を受けて帰ったり昼過ぎから行ったりしていました。
パジャマの上に制服(ブレザー)を着て学校に行ってました。
早退して帰るのを教師に見られても、呆れられて何も言われないようになっていました。
こんな状態でもフランクに話をしてくれたり、早退して昼メシを食べに入った立ち食い蕎麦屋で奢ってくれて話を聞いてくれる先生などもいて、とても感謝しています。
普通科だけの高校ではなく、比較的フリーな校風だったので、そんな事があったんだと思います。
こういった先生方や自分に影響を与えてくれたカルチャーがなければ、きっと中途半端なただのデブメガネの自称ヤンキー風になっていたでしょう。
自分は自分で“ダメだなぁ”とわかっていてもどうする事もできずに、朝の10時ぐらいに下校しては、通学路にあるパン屋でサンドイッチをかじりながら(この店のおじさんにも感謝)
「俺は何がしたいんだろう」
と考えたりしていました。
何かを目指す、目標を見つける事に対してもがく事をしない、本当にダメなガキでした。
学校に行く事で得られるモノもたくさんあると思うのですが、当時の自分には学校に行くメリットや理由は何も見出せなかったです。
そんなこんなで親とも度々衝突。
今になればわかる事なんですが、親に生活の面倒を見てもらっているクセにやる事やらないで文句ばっかり言ってるんだから、そりゃあ親も怒って当然です。
母ちゃんにパンツ洗ってもらってるのにイキがってるんだからそりゃあダサい。
今自分の目の前に当時の自分が現れたらブン殴ります(笑)。
そんな悶々とした気持ちのまま高校生活の時間は経ち、やがて進路を決める時が来るのでした。
■次回予告
モチベーションもなく悶々と過ごす高校時代。
次回は本題から少し横道に逸れて、そんな高校時代でも自分を支えてくれたカルチャーを紹介します。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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